中日ドラゴンズ研究室

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2021年を振り返る(71) 上田洸太朗

2021年のドラゴンズ各選手の成績を振り返るシリーズ、71人目はルーキーイヤーを終えた上田洸太朗。

 

上田洸太朗

投手 背番号203 左投左打
2002年9月6日生まれ 富山県出身
享栄高-中日(D育2,21年~)
2021年:W12登板1勝0敗0S(防0.79)
年俸:300万円(現状維持) (推定)

 

ルーキーイヤーの2021年シーズンは、育成投手ながらファームの試合で躍動した。

 

ファーム
4.25 救援   1    1 2 0 0
6.05 救援    1/3 1 1 0 0
6.06 救援   1    0 0 0 0
6.10 救援    2/3 0 0 0 0
7.12 救援    1/3 1 0 0 0
7.31 救援   1    0 1 0 0
8.24 救援   1    1 0 0 0
8.26 救援   1    0 1 0 0
9.01 救援 1    0 0 0 0
9.15 救援   2    0 1 0 0
9.24 救援   1    0 0 0 0
9.30 救援   1    2 1 1 1
12登板1勝0敗0S(率0.79) 11 1/3 6 7 1 1

 

ファームでの初登板は4月25日の広島戦。1イニングを投げて2三振を奪い、無失点でデビューを飾った。以降も登板機会は好投を続け、9月1日のオリックス戦で初勝利を挙げた。11試合無失点を継続していたが、9月30日のソフトバンク戦で唯一の失点を喫した。それでも、シーズン通して防御率0.79と、好成績を収めた。

 

みやざきフェニックスリーグでは3試合に登板した。3試合目には先発マウンドも経験した。立ち上がりに被弾で2失点するも、大崩れすることなく5回2失点。

 

11月13日に契約更改を行い、現状維持の300万円(推定)でサイン。「今年中に支配下になれる目標は達成できなかったが、1年間けがなく投げることはできたので良かった」と振り返った。

 

秋季キャンプで結果を残し、現在の春季キャンプでは北谷組(1軍組)に抜擢された。首脳陣からの期待も高まりつつ、実戦の登板機会を重ねてアピールを続け、支配下選手登録を目指している。1軍の公式戦で登板することも遠くない話だろう。