中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

セ・リーグ投手打撃成績(2)

11月23日、大野雄大沢村賞の受賞が決定した。これで今季の大野雄は、最優秀防御率最多奪三振に続くタイトル獲得で、改めて活躍を示すことができたのではないか。本ブログでは、このような投手タイトルとは一旦距離を置き、前回から2020年のセ・リーグ投手打撃成績を紹介している。今回は最多安打打点王を勝手に表彰していく。

※注意 選手の集計漏れや成績の表記ミスがある恐れがあります。ご了承ください。

 

最多安打

  安打
1 田口麗斗 6
1 福谷浩司 6
1 高梨裕稔 6
1 遠藤淳志 6
1 森下暢仁 6
6 大瀬良大地 5
6 床田寛樹 5
6 秋山拓巳 5
6 小川泰弘 5
6 西勇輝 5
6 大野雄大 5

2020年セ・リーグ投手陣の最多安打は、6安打を放った5投手。また、5安打を記録していたのは6人だった。特に大きな差は見られなかった。

 

打点王

  打点
1 西勇輝 7
2 大瀬良大地 4
2 吉田大喜 4
2 大野雄大 4
5 田口麗斗 3
5 森下暢仁 3
5 井納翔一 De 3
5 菅野智之 3

最多打点は、阪神西勇輝だった。2位とは2倍近い差をつけてのトップ。また、各球団のエース投手が顔を並べているように、チームのエースがバットでも活躍していることが分かるような結果ともいえる。

 

開幕戦で2人がHR

3ヶ月遅れで始まった今季の開幕戦で、2投手が本塁打を放った。両投手ともに、変則的なシーズンでありつつ、開幕投手という重役を担いながら、野手顔負けの打撃成績を残した。両投手の開幕投手の結果は次の通り。

西勇(神) :2安打2打点1本
大瀬良(広):2安打3打点1本

 

中日の強打者ピッチャーといえば

中日OBでありメジャーも経験した川上憲伸さんはバッティングが得意だった。上記の2投手のように開幕戦で本塁打を放ったこともあり、通算本塁打は8本。広いナゴヤドームであっても構わず放り込んでいた。ちなみに、ここ数年で中日では、バルデスやネイラー、山井大介本塁打を記録した。

 

タイトル振り返り

首位打者 大瀬良大地 .263
最多安打 田口麗斗 6
福谷浩司 6
高梨裕稔 6
遠藤淳志 6
森下暢仁 6
打点王 西勇輝 7
本塁打王 大瀬良大地 1
西勇輝 1

阪神西勇輝と広島の大瀬良大地が2冠。投手は送りバントのような繋ぐ役目が重要とされるとはいえ、ヒットを打つに越したことはない。このような楽しみは、指名打者制を採用していないセ・リーグならではだろう。

セ・リーグ投手打撃成績(1)

特別なシーズンとなった2020年のプロ野球は、ついに日本シリーズに突入した。リーグ優勝や日本一への戦いは、プロ野球の最大の見どころではあるが、個人成績にも注目が集まりやすい。様々なタイトルを定めている中で、首位打者打点王などに関して、裏企画的に投手版があってもよいのではないか。本ブログでは、今回から2回に分けて、2020年のセ・リーグ投手打撃成績を紹介し、勝手に表彰していく。

※注意 選手の集計漏れや成績の表記ミスがある恐れがあります。ご了承ください。

 

首位打者

今回は、セ・リーグ投手陣の打率ランキングを紹介する。対象者は年間20打席に達している投手とする。当然、巨人の増田大輝は対象外。なお、本ブログの性質上、11位以下の中日の投手も下表に表示する。

  打席数 打数 安打 打率
1 大瀬良大地 24 19 5 .263
2 田口麗斗 32 28 6 .214
3 福谷浩司 36 29 6 .207
3 高梨裕稔 32 29 6 .207
5 遠藤淳志 36 32 6 .188
6 床田寛樹 30 27 5 .185
7 上茶谷大河 De 22 19 3 .158
7 吉田大喜 22 19 3 .158
9 森下暢仁 46 39 6 .154
10 井納翔一 De 31 30 4 .133
 
13 松葉貴大 25 23 3 .130
18 大野雄大 53 48 5 .104
20 勝野昌慶 25 22 2 .091
25 柳裕也 32 28 2 .071

ということで、投手版首位打者は広島の大瀬良大地となった。中日では福谷浩司が3位タイだった。規定打席数を変更すれば、別のランキングになるが、あくまでこれは本ブログ内での考察。対象者は33選手であり、1割を超えたのは19投手(2割台は4投手)だった。ちなみに、梅津晃大(中)は4安打を記録し、打率3割を超えたが、15打席しか立っていないため除外した。

[補足] ここでの規定打席数20は、特に深い根拠はない。

 

大野雄大の年度別成績

  打数 安打 打点 打率
2011年 1 1 0 1.000
2012年 14 2 0 .143
2013年 43 2 0 .047
2014年 46 3 1 .065
2015年 62 7 2 .113
2016年 33 3 1 .091
2017年 40 0 1 .000
2018年 7 0 0 .000
2019年 48 4 1 .083
2020年 48 5 4 .104
通算 342 27 10 .079

今年の大野雄は良く打ったという印象があったが、昨年とはあまり打率の変化はなかった。その前の悪い印象が強かったせいか。いずれにせよ、マルチ安打を記録するなど、バットでの活躍が目立つ試合もしばしばあった。かつてプロ初打席初安打をマークした大野雄は、今季キャリアハイの打点を記録した。

 

次回は、最多安打と最多打点を勝手に表彰する。

フェニックス・リーグ2020 第3クール

今年のみやざきフェニックス・リーグも折り返しといったところか。第3クールは、11月17日から19日の3試合が予定されていたが、うち2試合は中止となり、実施されたのは19日の楽天戦のみ。今回は、前回と重複するような内容は避け、適当に書いていこうと思う。

 

第3クールの試合

第3クール 相手 球場 先発投手
11月17日 西武 南郷 (中止)
11月18日 ロッテ SOKKEN (中止)
11月19日 楽天 都城 清水

 

投手成績

第3クール終了 先発
11 小笠原慎之介 2 15   18 16 4 8日、14日
13 橋本侑樹 1 5   2 2 0 12日
25 佐藤優 1 5   4 2 1 13日
36 岡野祐一郎 1 6   13 5 7 10日
40 石川翔 4 4   2 1 1  
46 鈴木博志 2 3   3 0 0  
47 笠原祥太郎 2 12   9 10 7 9日、15日
50 清水達也 1 5   3 4 3 19日
54 藤嶋健人 1 1   2 0 2  
59 山本拓実 1 1   2 0 2  
61 垣越建伸 2 2   1 3 0  
69 濱田達郎 3 3   4 1 2  
82 マルク 3 3   0 3 0  
98 木下雄介 4 4   1 4 2  

第3クールから勝野昌慶、清水達也、藤嶋健人、山本拓実が参加しており、勝野を除く3人が19日に登板した。先発した清水は2回まで完璧だったが、3回に突如崩れ2安打4四球を含む3失点。4回以降は立て直し、結果的に5回3失点だった。藤嶋、山本はともに1回2失点と少し苦しんだ模様。

ここからは、フェニックス・リーグに参加する投手陣に対しての個人的な意見を書きたい。このリーグは、オープン戦や春季教育リーグと異なり、“開幕に向けた調整”では無い。そのため、新しいフォームや変化球への積極的な挑戦ができる舞台だと私は思っている。フォーム改造や新球種を考えていない投手が多いかもしれないが、先発投手であればペース調整といったように、試合形式で対打者だからこそできることもある。これは野手にも通ずること。野球ファンの方々には、ここでの成績が多少悪くても、悲観的に感じず、来春を楽しみにして見届けていただきたい。

 

野手成績

第3クール終了 打率
27 大野奨太 2 8 1 0 0 0 .125
44 郡司裕也 6 18 6 1 0 0 .333
52 加藤匠馬 7 16 5 1 0 2 .313
68 桂依央利 3 7 1 0 0 0 .143
0 髙松渡 7 22 5 0 0 2 .227
7 根尾昂 4 16 2 1 1 1 .125
32 石垣雅海 7 22 5 4 0 0 .227
37 三ツ俣大樹 8 21 4 1 0 0 .190
48 溝脇隼人 4 13 1 0 0 0 .077
205 石岡諒太 7 28 9 2 0 1 .321
4 藤井淳志 4 14 2 1 0 0 .143
49 伊藤康祐 7 20 4 2 1 2 .200
51 滝野要 4 9 1 1 0 2 .111
56 武田健吾 4 15 4 2 0 0 .267
60 林勇 8 27 8 6 1 0 .296

19日の試合は、武田健吾と岡林勇希が3安打猛打賞を記録した。武田は今季年間通して、1軍で守備固めとして活躍したが、バッティングの面で秘めているものがあるように感じる。守備での評価が高いだけに、持ち前の長打力を生かせていないように感じるのは、どこかもったいなく思う。当然、1軍で戦い続けることは十分素晴らしいが、打力が更に増せば、ベンチの層も厚くなるだろう。

一方で、岡林はルーキーイヤーの今季、1軍で6試合に出場し2本の安打を記録した。ドラフト会議は本格派の投手として指名され、高い打力や俊足も武器とする非常に身体能力が高い選手である。ここからより化ければ、将来のレギュラー候補ともなり得る面白いプレイヤー。19日の試合では本塁打も放ち、来季の1軍固定に向け順調にアピールを続けている。

 

第4クール以降に向けて

第3クールは2試合が中止となり、フェニックス・リーグも残り8試合。報道によれば、21日の日本ハム戦は、勝野が先発登板するという。若手選手の今年最後のアピールはここから更に加熱する。

2020-2021中日契約情報(2) ~11月18日現在~

中日の契約・補強情報と個人的見解を随時紹介する企画の2回目。初回は9日に投稿し、そこから1週間半ほど経った。今回は大野雄大の残留、ドラフト指名選手の仮契約を中心に取り上げる。

 

大野雄大 FA行使せず残留

今季中に国内FA権を取得した大野雄が、来季も中日に残ってプレーすることを発表。シーズン最終戦の11月11日に本人が公表した。球団とは3年契約を結び、報道の情報によると約3億円の年俸で合意したという。個人的には、契約内容は置いといて、チームに残ってこのメンバーで優勝目指すことにありがたく感じた。祖父江とのやり取りは面白かった。

 

ドラフト指名選手

指名選手 所属 仮契約
契約日 契約金 年俸
1位 高橋宏斗 中京大中京 11/16 15000 1600
2位 森博人 日本体育大 11/17 8000 1200
3位 土田龍空 近江高      
4位 福島章 倉敷商業      
5位 加藤翼 帝京大可児      
6位 三好大倫 JFE西日本      
育1位 近藤廉 札幌学院大 11/4 200 300
育2位 上田洸太朗 享栄高      
育3位 松木平優太 精華高 11/12 200 300

※育成選手の契約金は支度金。金額は推定。単位は万円。
※髙橋宏斗の契約金は1億+出来高払い5000万

11月16日、ドラフト1位の高橋宏斗(中京大中京高)と仮契約を結んだ。最高条件で契約が合意。翌17日は、ドラフト2位の森博人(日本体育大)と仮契約を結び、契約が合意したのは、育成選手を含めてこれで合計4人となった。

 

助っ人外国人事情

ゴンサレス 53 退団
ロドリゲス 67  
ロメロ 70 退団
R.マルティネス 97  
ブリトー 201 退団
A.マルティネス 57  
ビシエド 66  
アルモンテ 42 退団
シエラ 45 退団

先日、外国人5選手と契約を結ばないことを球団が発表していた。彼らを除いた4選手には、是非とも来季も残ってほしい。14日の深夜に、A.マルティネスとロドリゲスが帰国した模様。感染症の影響もあり、海外での現地視察が難しくなりそうで、国内の移籍を除いて来季の新外国人の補強はほぼ無いだろう。

 

退団選手 (更新なし)

戦力外通告などの退団選手情報は、前回9日に紹介したものから追加は無かった。

退団選手 公表 去就ほか
19 吉見一起 11/1 現役引退
30 阿知羅拓馬 11/3 戦力外通告→未定
64 小熊凌祐 11/3 戦力外通告→トライアウトへ
65 伊藤準規 11/3 戦力外通告→トライアウトへ
99 鈴木翔太 11/3 戦力外通告→トライアウトへ
9 石川駿 11/3 戦力外通告→現役引退
202 浜田智博 11/3 戦力外通告→現役引退
206 大藏彰人 11/3 戦力外通告→未定
53 ゴンサレス 11/8 戦力外通告
70 ロメロ 11/8 戦力外通告
42 アルモンテ 11/8 戦力外通告
45 シエラ 11/8 戦力外通告
201 ブリトー 11/8 戦力外通告

フェニックス・リーグ2020 第2クール

みやざきフェニックス・リーグは、11月8日に開幕して7試合が終了した。3試合無得点の第1クールから、桂依央利、根尾昂、溝脇隼人、滝野要、武田健吾が加わり、更なる若竜選手の飛躍が見込めそうだ。今回は12日から15日までの第2クールを振り返る。

 

第2クールの試合

第2クール 相手 球場 先発投手
11月12日 楽天 サンマリン 橋本
11月13日 DeNA アイビー 佐藤
11月14日 ロッテ 生目第二 小笠原
11月15日 巨人 サンマリン 笠原

 

投手成績

第2クール終了 備考
11 小笠原慎之介 2 15   18 16 4 2 1.20 先発:8日、14日
13 橋本侑樹 1 5   2 2 0 0 0.00 先発:12日
25 佐藤優 1 5   4 2 1 1 1.80 先発:13日
36 岡野祐一郎 1 6   13 5 7 5 7.50 先発:10日
40 石川翔 3 3   2 1 1 1 3.00  
46 鈴木博志 2 3   3 0 0 0 0.00  
47 笠原祥太郎 2 12   9 10 7 7 5.25 先発:9日、15日
61 垣越建伸 2 2   1 3 0 0 0.00  
69 濱田達郎 3 3   4 1 2 2 6.00  
82 マルク 3 3   0 3 0 0 0.00  
98 木下雄介 3 3   1 3 0 0 0.00  

12日の先発はルーキーの橋本。1軍ではリリーフ起用が中心であったが、シーズン終盤にはファームで先発登板を続けていた。この日は5回無失点の好投で、来季の先発ローテを目指す。13日に先発した佐藤は、5回を投げ、連打で失点した1つのイニング以外はほぼ完璧に抑えた。先発でも救援でも幅広い登板機会に期待できる。14日は中5日の小笠原が完投。15日先発の笠原とともに、今季は納得がいかない成績だったかもしれないが、かつて開幕投手を務めた両左腕に、来期以降の活躍を期待したい。

リリーフではマルクと木下雄がともに3戦無失点と好調。マルクは13日に3者連続三振に抑え、持ち味の変則フォームを生かしている。木下雄は、登板全試合で最終回を任され、力強い直球で打者を打ち取る。両投手は育成出身ながら、結果を残し1軍でも経験を積んでいる。厚みのあるブルペン陣を作るためにも必要な投手となるだろう。また、鈴木博は13日に回またぎ登板に挑戦した。1軍でロングリリーフできるようになると、活躍の幅が増えそうだ。

 

野手成績

第2クール終了 打率
27 大野奨太 2 8 1 0 0 0 .125
44 郡司裕也 5 14 5 1 0 0 .357
52 加藤匠馬 6 14 3 0 0 1 .214
68 桂依央利 2 4 0 0 0 0 .000
0 髙松渡 6 19 5 0 0 2 .263
7 根尾昂 3 11 2 1 1 1 .182
32 石垣雅海 6 20 5 4 0 0 .250
37 三ツ俣大樹 7 20 4 1 0 0 .200
48 溝脇隼人 3 10 1 0 0 0 .100
205 石岡諒太 6 23 7 0 0 1 .304
4 藤井淳志 4 14 2 1 0 0 .143
49 伊藤康祐 7 20 4 2 1 2 .200
51 滝野要 3 6 1 1 0 2 .167
56 武田健吾 3 11 1 2 0 0 .091
60 林勇 7 22 5 3 0 0 .227

第1クールに比べれば打線が活発になったという印象。ここまでのチームの最多安打は育成の石岡。出場した6試合のうちに4試合で安打を記録し、合計7本。支配下登録へ順調にアピールできているように見える。ルーキーの郡司はここ3試合で4番を任されている。1軍でもしばしば勝負強さを見せていたが、捕手として経験を積みながら、将来的な正捕手の座に向けて、打力の向上も見どころだ。

また、5選手が増え、様々なポジションでの起用に注目したい。13日は髙松がセンターを守った。今後は根尾や石岡、石垣など、内野手の外野守備が増えそうであり、幅広い1軍起用へのアピールに繋げたい。

 

第3クール以降に向けて

昨年のドラフト1位の石川昂弥は、体調不良から復帰したようで、今後はフェニックス・リーグへの合流の可能性もある。また、勝野昌慶、清水達也、藤嶋健人、山本拓実が合流するらしく、若手投手にとって今年最後の実戦機会になる。そして、与田監督が視察に訪れる予定もあるという。

 

[編集履歴]

2020.11.20 「野手成績」一部誤記訂正

大野雄大登板時の試合時間

今季の大野雄大は完投・完封の影響もあるのか、先発した試合は試合時間が短くなったと感じる。そこで、2020年の大野雄大先発時の試合時間を調べてみた。今年のヒーローインタビューで「今日だけは褒めてください」と大野雄が話していたが、本ブログでは一般的なスポーツ紙やネットニュースとは大きく違った角度から、大野雄大の凄さを紹介する。

 

今季のNPB試合時間

日本野球機構(NPB)のホームページには、試合平均試合が掲載されている。

  9回 全試合
巨人 3:07 3:09
阪神 3:10 3:13
中日 3:04 3:07
DeNA 3:09 3:10
広島 3:13 3:17
ヤクルト 3:18 3:23
セ平均 3:10 3:13
 
ソフトバンク 3:15 3:17
ロッテ 3:15 3:17
西武 3:12 3:13
楽天 3:21 3:23
日本ハム 3:23 3:26
オリックス 3:11 3:15
パ平均 3:16 3:18
 
全平均 3:13 3;16

出典:「2020年 セ・パ公式戦 平均試合時間」、日本野球機構
https://npb.jp/statistics/2020/time.html

今年の日本プロ野球において、9回の試合のみの試合時間の平均時間は3時間13分だった。平日のナイターゲームでは、18時に開始した試合が21時を過ぎる頃に終わることが多いようだ。また、セ・リーグよりもパ・リーグの試合時間の方が長くなりやすいことも分かる。さらに、中日の平均試合時間は、12球団最短である。試合時間が短いことについて、利点もあれば欠点もあるように感じる。試合時間短縮についての個人的な考えは、「スピードアップ賞」の紹介とともに、今後どこかで投稿したい。

 

大野雄大の先発試合

大野雄の先発した試合の平均試合時間は、3時間を切っている。9回のみの試合は2時間49分であり、白星を挙げた試合に限れば2時間43分とさらに短くなる。NPB試合平均が3時間13分と比較すると、圧倒的に試合のスピードアップに貢献していることがいえる。

  試合時間 備考
6/19 ヤクルト   4   6 4:49 延長10回
6/26 広島 6   4 3:02  
7/3 巨人 7   2 2:54  
7/10 広島   7   2 3:01 延長10回
7/17 阪神 6 2/3 4 3:04  
7/24 阪神   5   1 3:31  
7/31 ヤクルト 9   3 2:52 完投
8/7 巨人 9   1 2:40 完投
8/16 巨人 9   1 2:22 完投
8/23 DeNA 9   0 2:40 完封
9/1 広島 9   0 2:41 完封
9/8 巨人 9   2 2:38 完投
9/15 広島 4   4 3:05  
9/22 ヤクルト 9   0 2:30 完封
9/30 阪神 9   0 3:05 完封
10/7 ヤクルト 6   0 3:07  
10/14 阪神 9   0 2:35 完封
10/22 DeNA 9   0 2:27 完封
10/29 阪神 6   3 2:39  
11/5 DeNA 7   0 2:57  
 
平均 全試合 2:55 20試合
9回のみ 2:49 18試合
大野雄白星のみ 2:43 11試合

大野雄の登板時は2時間半前後で終わる試合が多い。ロースコアの展開や接戦の試合が多いように感じるが、これが要因だろう。また、調子がいいときはテンポよく投げ込み、捕手の木下拓哉もテンポよく返球するイメージもある。そして、投手交代は時間がかかりそうだが、完投すればこの時間も省くことができる。

 

ドラゴンズの試合時間

先述の通り、中日は平均試合時間が12球団最短である。良く言えば、テンポよく試合を進めている。悪く言えば、大量得点になることが少ないと捉えることができるかもしれない。また、試合時間が12球団最短になるのは、昨年に続いて2年連続。

フェニックス・リーグ2020 第1クール

2020年のみやざきフェニックス・リーグは11月8日に開幕した。本ブログでは今後、このリーグの模様を連戦ごとに振り返っていきたい。今回は、8日から10日までの3試合を第1クールとして紹介する。ブログ投稿主は、フェニックス・リーグに対して、チームプレーよりも個々の挑戦や課題克服などを重視するものと認識しており、ブログ内では、チームの勝敗よりも個人成績に注目する。

 

第1クールの試合

第1クール 相手 球場 先発投手
11月8日 日本ハム ひむか 小笠原
11月9日 西武 南郷 笠原
11月10日 ヤクルト SOKKEN 岡野

 

投手成績

投手成績 備考
11 小笠原慎之介 1 6   6 9 1 0 11/8先発登板
13 橋本侑樹 0           11/12先発登板
25 佐藤優 0           11/13先発登板
36 岡野祐一郎 1 6   13 5 7 5 11/10先発登板
40 石川翔 1 1   0 1 0 0  
46 鈴木博志 1 1   1 0 0 0  
47 笠原祥太郎 1 6   2 7 2 2 11/9先発登板
61 垣越建伸 2 2   1 3 0 0  
69 濱田達郎 1 1   3 1 2 2  
82 マルク 1 1   0 0 0 0  
98 木下雄介 1 1   1 0 0 0  

先発候補の橋本と佐藤を除いた9投手が登板。先発投手はいずれも6回を投げた。小笠原は終始制球に苦しんだようにも見えたが、後続をしっかり抑えることができたような印象。笠原は、6イニング目に被弾するも、4イニングを三者凡退で抑える好投を披露した。救援投手陣は投球回が少ないため、今回は成績を触れないことにする。また、9日と10日はDH制を採用せず、投手も打席に入った。そこで笠原は二塁打をマークした。

 

野手成績

打撃成績 打率
27 大野奨太 1 4 1 0 0 0 .250
44 郡司裕也 1 3 1 0 0 0 .333
52 加藤匠馬 3 7 1 0 0 1 .143
0 髙松渡 3 10 4 0 0 2 .400
32 石垣雅海 3 12 1 0 0 0 .083
37 三ツ俣大樹 3 8 1 0 0 0 .125
205 石岡諒太 3 12 2 0 0 0 .167
4 藤井淳志 3 11 2 0 0 0 .182
49 伊藤康祐 3 9 1 0 0 1 .111
60 林勇 3 11 1 0 0 0 .091
                 
36 岡野祐一郎 1 2 0 0 0 0 .000
40 石川翔 1 1 0 0 0 0 .000
47 笠原祥太郎 1 2 1 0 0 0 .500
61 垣越建伸 2 1 0 0 0 0 .000

冒頭で“チーム成績は無視する”といったような表現をしたが、3試合でのチーム安打数は16本であり、1試合平均では約5安打。全試合無得点に終わった。チーム三振数は合計30だった。長打力をアピールしたい、フルスイングを試したい、という意思を持ったうえで打席に入っている場合に、空振り三振するのは悪いことでもないような気はする。とはいえ、雑になっているような気もして心配に感じる。その中で、髙松はチームトップの合計4安打を記録した。

 

第2クール以降について

度重なる野手の故障の影響で、第1クールは少ない陣営で挑んでいた。しかし、中日の1軍が全日程終了したため、12日に桂依央利、根尾昂、溝脇隼人、滝野要、武田健吾の5選手が合流した。実戦ならではの内野守備の連携の練習や、様々なサブポジションへの挑戦など、選手起用の幅が増えるだろう。