中日ドラゴンズ研究室

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2022年開幕ローテーションの行方は

3月25日の2022年シーズンの開幕に向けて、現在オープン戦が行われている。その中で、先発投手陣の構図も見えてきた。3月10日時点の状況を整理してみた。

 

先発候補

左投手

11. 小笠原慎之介
21. 岡田俊哉 (先発転向)
22. 大野雄大 (開幕投手公表)
38. 松葉貴大
47. 笠原祥太郎

 

右投手

17. 柳裕也 (昨年は最優秀防御率最多奪三振)
18. 梅津晃大
19. 髙橋宏斗
24. 福谷浩司
29. ロドリゲス
36. 岡野祐一郎
41. 勝野昌慶
46. 鈴木博志 (先発転向)

 

11. 小笠原慎之介

2/16 vs.日本ハム:4回4安3振1点
3/2 vs.ソフトバンク:5回5安3振2点
3/9 vs.ソフトバンク(2軍):3回2安1振1点

昨年に自身初の規定投球回到達を果たし、今季は更に二桁勝利に期待したい。現状では先発ローテ候補といえる。登板ペースを見ると、本拠地開幕戦を任される可能性もある。

 

17. 柳裕也

2/27 vs.楽天:2回3安0振1点
3/6 vs.ヤクルト:5回1安8振0点

昨年の柳は、最優秀防御率最多奪三振ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞、最優秀バッテリー賞、二桁勝利と大活躍のシーズンだった。立浪和義監督は開幕3戦目の起用を公表している。

 

18. 梅津晃大

2/11 紅白戦:2回5安1振4点

背番号「18」に変更した昨年は、1軍登板が僅か3試合だった。現状では2月25日にシート打撃に登板して以降、実戦登板が少ないように感じる。故障には気をつけてほしいが。

 

19. 髙橋宏斗

2/11 紅白戦:2回0安2振0点
2/19 vs.DeNA:3回2安2振0点
3/3 vs.ソフトバンク:4回5安3振2点

昨年のフェニックスリーグに頭角を現した注目の若き右腕も開幕ローテ候補。ルーキーイヤーの昨年は1軍登板が無かったため、開幕ローテがプロ初登板となる可能性もある。

 

21. 岡田俊哉

2/13 紅白戦:1回0安1振0点
2/26 vs.阪神:3回3安1振1点
3/5 vs.広島(2軍):5回2安2振0点

日の丸を背負ったこともある左腕が先発に転向する。1軍の公式戦で先発すれば、2014年以来となる。現状では好アピールを続けており、3月12日の阪神とのオープン戦で先発予定。

 

22. 大野雄大

2/26 vs.阪神:2回1安1振0点
3/5 vs.ヤクルト:3回3安2振1点

2020年に大活躍し、2021年には7勝。3年連続で規定投球回に到達したエース左腕は、立浪和義監督から、2022年シーズンの開幕投手に指名された。3月11日の阪神戦に先発予定。

 

24. 福谷浩司

3/8 vs.ソフトバンク(2軍):5回1安6振0点

2021年は開幕投手を任されながら、期待通りの成績を残せなかった印象。その分、今季への期待は高まっており、3月8日は2軍戦ながら、5回1安打の好投を披露した。

 

29. ロドリゲス

背番号を「29」に変更した来日3年目のシーズンを前に、3月1日にシート打撃に登板した。打者8人に対し被安打1の投球。試合での登板は無いが、今後の動向に注目したい。

 

36. 岡野祐一郎

2/11 紅白戦:2回2安0振1点
2/20 vs.阪神:3回0安3振0点
3/2 vs.ソフトバンク:3回0安1振1点
3/9 vs.オリックス:5回4安4振0点

3年目のシーズンとなる岡野は、3月9日のオリックス戦で好投を見せた。昨年は0勝だったものの、現在は着実にアピールを続けており、開幕ローテーションが近づいている。

 

38. 松葉貴大

2/24 vs.DeNA(2軍):4回3安0振1点
3/5 vs.ヤクルト:4回1安1振0点

中日移籍後、年々成績が良くなっている左腕は、3月5日のヤクルト戦で4回1安打無失点の好投でアピール。昨年に続き、開幕ローテーションの座を掴むことは出来るのか。

 

41. 勝野昌慶

2/24 vs.DeNA(2軍):4回7安2振5点
3/6 vs.広島(2軍):5回4安4振1点

昨年は開幕から前半戦は先発ローテーションで完走したが、シーズン通して3勝。今季はいずれも実戦は2軍戦であることから、開幕ローテ争いから若干遅れをとっているように感じてしまう。

 

46. 鈴木博志

2/13 紅白戦:2回1安1振0点
2/20 vs.阪神:2回1安3振0点
2/27 vs.楽天:3回4安0振4点
3/8 vs.オリックス:5回6安5振0点

ルーキーイヤーからクローザー志望していた右腕が、今季は先発に転向。3月8日のオリックス戦では、再三ピンチを迎えながら粘りの投球で5回無失点だった。

 

47. 笠原祥太郎

2/13 紅白戦:2回2安1振1点
2/22 vs.日本ハム(2軍):4回4安4振1点
3/6 vs.ヤクルト:4回4安1振0点

2019年に開幕投手を担った左腕だが、昨年は0勝で終わった。それでも3月6日のヤクルト戦では4回無失点と好アピール。不整脈を乗り越え、先発ローテーション入りを果たせるのか。