中日ドラゴンズ研究室

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2021年を振り返る(44) 石川翔

2021年のドラゴンズ各選手の成績を振り返るシリーズの44回目。今回は、2022年から育成選手として再スタートする石川翔。

 

石川翔

投手 背番号40→208 右投左打
1999年12月14日生まれ 東京都出身
青藍泰斗高-中日(D2,18年~)
2021年:W13登板2勝0敗0S(防1.08)
年俸:600万円(-37万円) (推定)

 

2021年はプロ4年目のシーズン。1軍での登板は2018年の1試合のみであり、再度の1軍昇格を目指すシーズンとなった。

 

ファーム
3.19 救援   3    1 2 0 0
4.06 救援   1    1 0 0 0
4.08 救援   1    0 2 0 0
4.16 救援   2    1 2 0 0
4.24 救援   1    2 1 2 2
6.05 救援   1    0 0 0 0
6.10 救援   1    0 2 0 0
6.26 救援   1    2 1 0 0
6.27 救援   1    1 1 0 0
6.29 救援 1    0 2 0 0
7.02 救援 1 2/3 0 1 0 0
7.11 救援   1    0 2 0 0
7.22 救援   1    0 1 0 0
13登板2勝0敗(率1.08) 16 2/3 8 17 2 2

 

ファーム公式戦では13試合に登板。失点を許したのは僅か1試合のみで、防御率は1.08だった。抜群の成績だったが、8月下旬から右肩の痛みに苦しんだ。なお、秋季キャンプを経て回復しつつあるようだ。

 

11月23日に球団は自由契約を発表。育成契約を結んだ。12月9日に契約更改して、37万円減の600万円(推定)でサインした。「野球に対する意識が薄かったというか、あの時こうしていれば良かったというのはあった。来年は死ぬ気で、一歩も引かずに前に進んでいきたい。俺を見てくれ、自分のボールをみてくれという気持ちで前に進んでいきたい。来年は結果を出すだけ。まずは支配下を目指し、1軍で投げたい」と話した。

 

高校卒業後にプロの世界に飛び込んできたが、故障に悩まされることが多いように感じる。個人的には直球に威力がある印象を持っているため、身体が強くなれば面白くなる投手かもしれない。新しい背番号208をつけて、新たな気持ちで迎えるシーズン。じっくり練習を重ねた後、バンテリンドームのマウンドで投げる姿を楽しみにしたい。