中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

2021年を振り返る(64) 加藤翼

2021年のドラゴンズ各選手の成績を振り返るシリーズ、64人目はルーキーイヤーを終えた加藤翼。

 

加藤翼

投手 背番号65 右投右打
2002年12月14日生まれ 岐阜県出身
帝京大可児高-中日(D5,21年~)
2021年:登板なし
年俸:550万円(現状維持) (推定)

 

ドラフト5位で入団した加藤翼のルーキーイヤーは、ファームでの公式戦登板すらできなかった。ファームの公式戦終了後の練習試合で実戦デビューし、みやざきフェニックスリーグでは、7試合にいずれも救援登板して7失点。

 

11月11日に契約更改。現状維持の550万円(推定)でサインした。「自分の投球がなかなかできなかった。プロの厳しさを実感した」と振り返った。また、「2軍で1試合も投げていないが悔しい思いもある。球団から『真っすぐはいい』と評価してもらった。その言葉を聞いて、改めて真っすぐを磨いていきたいと思っている。今季は公式戦に投げることができなかったので、まずは2軍で経験を積んで1軍にいけるように頑張りたい」と意気込んだ。

 

高卒2年目の2022年シーズンに向けて、春季キャンプでは読谷組(2軍組)に帯同している。2月7日には、北谷組のシート打撃に参加。4つの四球を与え、課題が残る登板となった。入団時から直球の質を評価されていたが、制球の不安定さが目立ってしまっている。まだまだ若いこともあり、数年かけた今後の成長が楽しみな右腕。バンテリンドームで投げる姿を心待ちにしたい。