中日ドラゴンズ研究室

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2021年を振り返る(75) 福島章太

2021年のドラゴンズ各選手の成績を振り返るシリーズ、75人目は福島章太。

 

福島章

投手 背番号64→209 左投左打
2002年10月24日生まれ 岡山県出身
倉敷工業高-中日(D4,21年~)
2021年:登板なし
年俸:550万円(現状維持) (推定)

 

福島はドラフト4位で入団した左腕。入団会見の際、自身のある球種にストレートを挙げ、スカウトからは右打者を相手にインコースに入る直球を評価された。しかし、ルーキーイヤーは、登板機会が無いまま終わった。

 

5月頃から左肩の関節唇損傷により、リハビリが続いた。秋季キャンプには全体練習に参加できていたようで、12月の段階で問題は無いという。

 

11月23日に自由契約を発表。育成選手として契約を結ぶことが報じられた。12月9日に契約更改を行い、現状維持の550万円(推定)でサイン。「同級生が投げている姿を見ると悔しかったが、1年間で色んな経験ができたので、まずはけがをしないようにしたい。焦らずに1年間試合に投げて早く支配下に戻り、1軍で投げることが目標」と話した。

 

育成選手として再出発するシーズン。春季キャンプには読谷組(2軍組)に帯同していたが、北谷での2月3日のストライクテストに参加。成績はストライク率6割で、落合英二コーチは、「ストライクが欲しくて置きにいく投手もいる中、読谷から来た福島くんは、最初から最後まで腕が振れていたのは評価したい」とコメント。一方で、北谷組の7日のシート打撃に登板したが、ここでは上手くアピールできなかったようだ。再び支配下選手に戻り、バンテリンドームで投げる姿を楽しみにしたい。