中日ドラゴンズ研究室

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2021年を振り返る[終](76) ワカマツ

2021年のドラゴンズ各選手の成績を振り返るシリーズ。昨年の12月頃から開始して、今回が最終回。最後はワカマツ。

 

ワカマツ

内野手 背番号210 右投両打
1996年10月10日生まれ アメリカ出身
インディアンス(MLB)-中日(21年~)
2021年:W36試合25安7点1本(率.255)

 

アメリカのマイナーリーグにてインディアンスでプレーしていたワカマツが、昨年12月に中日と育成契約を結んだ。2021年シーズンが日本での最初のシーズンだった。

 

ファーム
4.23 1番遊 3 0    
4.24 1番遊 3 1    
4.25 1番遊 3 1    
4.27 2番遊 1 0    
4.28 9番遊 2 0    
5.30 9番遊 2 0    
6.05 途中 1 0    
6.06 代打 0 0    
6.08 9番二 2 2    
6.10 9番二 2 0    
6.17 代打 1 0    
6.18 9番二 3 0    
6.20 代打 1 1    
6.25 9番二 3 0    
6.26 7番二 3 1    
6.27 8番二 4 1 1  
6.29 8番二 4 2    
6.30 3番二 3 0    
4月:5試合(率.167) 12 2 0 0
5/6月:12試合(率.241) 29 7 1 0

 

ファーム
7.02 3番遊 5 1    
7.03 2番遊 4 0    
7.10 8番二 3 2 2 1
7.11 7番二 4 0    
7.12 8番遊 2 0    
7.13 6番二 3 1 1  
7.20 7番二 5 1 1  
7.21 7番二 4 2    
7.22 代打 1 0    
7.23 8番遊 3 0    
7.24 8番二 3 1    
7.30 途中 1 0    
7.31 8番三 4 3 1  
8.01 8番三 4 2 1  
8.04 代打 1 0    
8.05 2番三 4 1    
8.06 2番三 4 2    
8.07 3番三 2 0    
7月:13試合(率.262) 42 11 5 1
8月:5試合(率.333) 15 5 1 0
計:36試合(率.255) 98 25 7 1

 

7月10日には来日初のアーチを放った。このとき、仁村徹2軍監督は「(日本の野球に)慣れたら面白い。1年やったらかなり変わるんじゃないかな」と期待していた。7月31日に初の猛打賞を記録。また、後半戦は調子を上げ、8月の月間打率は3割を超えた。

 

みやざきフェニックスリーグでは、12試合に出場し、14打数7安打6打点、打率.500と好成績を残した。最終戦では3安打4打点だった。

 

みやざきフェニックスリーグを終えて、11月4日に帰国した。「来日して初めてのシーズン。チームメートや(選手寮の)昇竜館の方たちにお世話になりながら頑張ることができました。日本の生活にも慣れてきたので、来季はもっとできると思います。目標は2桁のユニホームになることです」とコメントした。

 

来日2年目となる2022年シーズンに向けて、春季キャンプは読谷組(2軍組)で練習を行った。日本の野球を1年間通して、どのような変化が出たか分からないが、昨年の夏以降の打撃成績を見る限り、適応しつつあるように個人的には感じる。年齢も若いため、短期間での急成長も考えられ、1軍の試合に出場することを楽しみにしたい。