中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

交流戦8試合終了 打率の変動は

2021年6月2日 日本生命セ・パ交流戦
中日-ロッテ 2回戦 (中日1勝1分)
バンテリンドームナゴヤ

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 6 0
中日 0 0 1 0 0 1 0 0 0 2 8 0

 

交流戦から調子が上がっているのは

交流戦は8試合を終えて、ドラゴンズは5勝1敗2分で12球団トップ。その要因として、安定している投手が増えているという点が挙げられるが、打線の繋がりが目立つようにもなっているように感じる。今回は、個人の打率の変動を調べてみた。チームの攻撃の状態を、個人の打率だけで考察することは正しいとは言い難いが、指標の1つとしては分かりやすいと思い、今回は打率の変動に注目してみる。

 

交流戦開幕直前と6月2日の試合を終えて、1軍に在籍する主な野手の打率の変動は次の通り。

6月2日終了 交流戦 現在
木下拓哉 .246 .274
高橋周平 .277 .276
  阿部寿樹 .220 .224
  根尾昂 .208 .185
  三ツ俣大樹 .227 .240
  福田永将 .231 .226
  ビシエド .266 .304
大島洋平 .326 .309
  福留孝介 .159 .226
  滝野要 .118 .120

 

打率上昇傾向にある選手として、まずは木下拓哉。2割半ばから8試合で、2分5厘近くを上げて、現在は2割後半。木下拓の場合、目立っているのは本塁打数だ。ここまで今季は6本塁打のうち、交流戦8試合で2発。勝負強さを発揮しつつ、高い長打力で存在感を指名している。“打てる捕手”として認められつつあるのではないだろうか。攻守での活躍に今後も期待は大きい。

 

ビシエドも特出して活躍している。打率は2割中盤から3割に乗せた。交流戦直前からコンスタントにヒットを打っており、12試合連続安打。直近の10試合で、猛打賞2度含み、マルチ安打は7回。4番打者は長打力やチャンスでの勝負強さを求められると思うが、調子よくヒットが出れば、チーム全体の底上げとしては良いきっかけになる。

 

今回は木下拓とビシエドに注目したが、他にも打線の軸となる選手はまだまだいる。好調を維持している大島洋平、代打や指名打者として信頼が厚くなりつつある福留孝介。打率が減少気味の選手もいるが、半年近いシーズンを長い目で見れば、特に問題はないだろう。交流戦をきっかけに、チーム全体の状態が上がることを祈ろう。

 

デイリードアラ

6月2日のバク転:成功
今季の成績 21勝9敗(率.700)

 

個人成績

三塁打 ビシエド
二塁打 大島2
  福田
  木下拓
犠打 三ツ俣
暴投 小笠原

 

打撃成績 打率
1     大島 5 2 0 .309
2     三ツ俣 3 0 0 .240
      根尾 0 0 0 .185
3   福田 3 1 1 .226
4     ビシエド 4 1 0 .304
      又吉 0 0 0
5     高橋周 2 1 0 .276
6     木下拓 4 2 0 .274
7     阿部 3 0 0 .224
8     滝野 2 0 0 .120
      福留 1 1 1 .226
    武田 1 0 0 .167
9     小笠原 2 0 0 .095
      山下 1 0 0 .000
      祖父江 0 0 0
      0 0 0
      堂上 1 0 0 .000

 

投手成績 防御率
  小笠原 6    2 7 0 0 2.29
2 H 祖父江 1    1 0 0 0 3.60
3 H 1    0 0 0 0 1.96
4   又吉 1    3 1 2 2 1.37

 

今後の日程

06/03 vsロッテ(バンテリン)18:00
06/04 vsオリックス(バンテリン)18:00
06/05 vsオリックス(バンテリン)14:00
06/06 vsオリックス(バンテリン)14:00
06/07 試合なし
06/08 vs楽天(楽天生命)18:00
06/09 vs楽天(楽天生命)18:00