中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

交流戦初戦は横浜高校コンビが活躍

2021年5月25日 日本生命セ・パ交流戦
中日-ソフトバンク 1回戦 (中日1勝)
バンテリンドームナゴヤ

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7 0
中日 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 9 0

勝:柳(4勝1敗)
セ:又吉(1敗1S)

ヒーロー:柳(3)

 

横浜高校コンビが勝利に貢献

横浜高校出身の柳裕也、福田永将が揃って活躍した。先発の柳は、毎回走者を出すが、粘り強く踏ん張り、4年連続日本一のソフトバンク打線を封じ込めた。3塁を踏ませない投球を見せ、7回を投げて被安打6、奪三振6、失点0の好投。これで自身4連勝となった。福田は、3回一死1,3塁のチャンスで一塁の横を破る二塁打で先制。適時打を放っただけでなく、中軸へと繋げた一打となった。

 

横浜高校高校野球の名門校であり、数々のプロ野球選手を輩出している。成瀬善久涌井秀章筒香嘉智などなど。ドラゴンズ在籍経験のある選手でいえば、松坂大輔や、愛甲猛さん、高橋光信さん、小池正晃さんなどが横浜高校出身である。

 

柳裕也は、実家の宮崎県から遠く離れた横浜高校に進学。2012年度に卒業。同期は、田原啓吾さん、樋口龍之介(現在・日本ハム)ら。高校卒業後は明治大学に進学し、“野球エリート”といえるような経歴を踏んでプロの世界に入った。学生時代のキャリアにより1年目から即戦力としての期待を受けた。今季がプロ入り5年目であり通算24勝。

 

福田永将は、神奈川県出身で横浜高校へ進学。2006年度に卒業。同期は、佐藤賢治さん、下水流昂(現在・楽天)らである。3年春には主将として、主軸として優勝に貢献。プロ入り3年目の2009年にプロ初出場。代打として出場し、プロ初打席初本塁打を記録した。以降も長打力が武器であり、現在まで通算75本塁打を残している。

 

柳のヒーローインタビューからは、この2人の良好な関係性が見えた部分もあった。また、夏に向けて、チームの状態を高めるためには必要不可欠な両者。柳は、防御率奪三振ともにリーグトップ。初タイトルはもちろん、現在の安定の維持に期待。一方で、福田もクリーンアップとしての出場が増えている。長打力に魅力のある福田だが、これに加えて勝負強い打撃に今後も注目したい。

 

デイリードアラ

5月25日のバク転:失敗
今季の成績 18勝8敗(率.692)

 

個人成績

二塁打 福田2
  阿部
犠打

 

打撃成績 打率
1   大島 3 0 0 .320
2   三ツ俣 4 1 0 .231
3   福田 3 2 1 .245
    髙松 0 0 0 .211
    武田 0 0 0 .231
4   ビシエド 4 2 1 .273
5   高橋周 4 1 0 .276
6   阿部 3 1 0 .222
7   木下拓 3 2 0 .255
8 根尾 3 0 0 .202
9   1 0 0 .067
    井領 1 0 0 .290
    0 0 0
    又吉 0 0 0

 

投手成績 防御率
7    6 6 0 0 1.62
2 H 1    0 1 0 0 2.45
3 S 又吉 1    1 0 0 0 0.84

 

今後の日程

05/26 vsソフトバンク(バンテリン)17:45
05/27 vsソフトバンク(バンテリン)17:45
05/28 vs日本ハム(札幌ド)18:00
05/29 vs日本ハム(札幌ド)14:00
05/30 vs日本ハム(札幌ド)14:00
05/31 試合なし
06/01 vsロッテ(バンテリン)18:00