中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

88年組の奮闘も連勝ストップ

2021年6月4日 日本生命セ・パ交流戦
中日-オリックス 1回戦 (中日1敗)
バンテリンドームナゴヤ

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
オリックス 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 6 0
中日 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 5 0

敗:大野雄(2勝4敗)
本:福田(2号)

 

ハンカチ世代とドラゴンズ

大野雄大が先発マウンドに上がり、同い年の福田永将堂上直倫ビシエドがスタメンに顔を並べた。そんな中、大野雄は初回から苦しみ、4安打を浴びて2失点。2回以降も再三ピンチを招くも、何とか踏ん張り6回2失点でマウンドを降りた。

 

耐え続けている大野雄を援護したい打線だが、オリックスの先発の山本由伸を前に打線は沈黙気味。それでもチームを引っ張ったのは、大野雄と同い年のメンバーだった。先制された直後の攻撃で、堂上がレフトフェンス直撃の二塁打。福田は、4回の先頭での打席でレフトへの二塁打、6回にはライト方向への第2号のソロ本塁打を放った。さらには、1点ビハインドで迎えた最終回、一死からビシエドが左中間を破る二塁打で同点へのチャンスを作った。偶然かもしれないが、ハンカチ世代の選手たちが打撃で魅せた。

 

“ハンカチ世代”というのは、斎藤佑樹(日本ハム)など、1988年4月から1989年3月に生まれた学年の選手を指す。主なプロ野球選手は、田中将大(楽天)、坂本勇人(巨人)、柳田悠岐(ソフトバンク)、前田健太(ツインズ)など、現在の野球界を牽引するメンバーが顔を並べる。

 

現在中日に在籍するハンカチ世代

大野雄大(1988年9月26日)
福田永将(1988年7月23日)
堂上直倫(1988年9月23日)
*遠藤一星(1989年3月23日)
ビシエド(1989年3月10日)
※通常、外国人選手は含まないが、今回の記事の内容に沿うようにビシエドも入れた。

 

今回の試合は、大野雄が不安定ながらも粘りの投球で6回2失点。打線は、チーム5安打のうち、大野雄と同学年にあたる3選手で4安打を占めた。プロ野球ではよく“同年代”の選手を括って扱われることがある。同い年に対して、チーム内外に関わらず、特別意識している選手も少なくないだろう。今回紹介した彼らも恐らくその1つ。同年代の選手たちが団結して活躍すれば、見ているファンにとっても面白さが増すのではないだろうか。

 

デイリードアラ

6月4日のバク転:成功
今季の成績 23勝9敗(率.719)

今回は捻りを入れて成功した。

 

個人成績

二塁打 堂上
  福田
  ビシエド
犠打 阿部

 

打撃成績 打率
1   大島 4 0 0 .302
2   堂上 4 1 0 .200
3   福田 4 2 1 .230
4   ビシエド 3 1 0 .305
    髙松 0 0 0 .190
5   高橋周 4 1 0 .271
6   阿部 3 0 0 .217
7   根尾 3 0 0 .181
8   2 0 0 .091
    福留 1 0 0 .222
    藤嶋 0 0 0
    ロサリオ 0 0 0
9   大野雄 2 0 0 .000
    橋本 0 0 0
    木下拓 1 0 0 .269

 

投手成績 防御率
大野雄 6    6 4 2 2 3.45
2   橋本 1    0 2 0 0 2.25
3   藤嶋 1    0 2 0 0 2.04
4   ロサリオ 1    0 1 0 0 0.00

 

今後の日程

06/05 vsオリックス(バンテリン)14:00
06/06 vsオリックス(バンテリン)14:00
06/07 試合なし
06/08 vs楽天(楽天生命)18:00
06/09 vs楽天(楽天生命)18:00
06/10 vs楽天(楽天生命)18:00
06/11 vs西武(メットライフ)17:45