中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

大野雄大 通算1000奪三振達成

2021年5月21日 JERAセ・リーグ公式戦
中日-巨人 9回戦 (中日3勝4敗2分)
バンテリンドームナゴヤ

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
巨人 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 4 0
中日 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 8 0

 

大野雄 1000奪三振達成

この日の先発は、試合前時点で通算1994奪三振大野雄大。序盤から調子が良かったように感じる。初回、梶谷隆幸、ウィーラー、丸佳浩三者連続三振の好スタートを切った。3回には、畠世周から三振を奪った。5回、二死から廣岡大志に、真ん中付近に入った球をスタンドに運ばれ、先制を許した。その後も二死1,2塁とするも、畠世周を見逃し三振に仕留めた。7回には、本塁打を打たれた廣岡から三振を奪い、1000奪三振を達成した。7回を投げて、被安打3、奪三振6、失点1。勝ち負けはつかなかった。

 

大野雄大のプロ初登板は、ルーキーイヤーの2011年、10月14日の巨人戦だった。球団史上初のリーグ連覇が決まる可能性のある試合。当時の落合博満監督は、大事な試合の先発マウンドを初登板となるドラフト1位に託した。プロ初奪三振は、2回に坂本勇人から。この試合は、4回6失点で敗戦投手となった。

 

2013年からは、先発ローテーションの一角として、1軍に固定。この年から2015年まで、3年連続で二桁勝利を挙げた。2016年には、自身初の開幕投手。この開幕戦は、大野雄が8回途中まで投げて被安打5、奪三振3、失点2で白星を挙げた。翌2017年も開幕投手を務めた。しかし、2018年には苦しみ、登板は僅かに6試合で、0勝で終わった。

 

2019年、大野雄にとって勝負の年になったことだろう。平成最後の試合となった4月30日の巨人戦、7回8奪三振1失点の好投で平成最後の勝利投手に。1週間後、5月7日の広島戦には、令和一番乗りの完封勝利を記録。さらに、9月14日の阪神戦には、ノーヒットノーランを達成した。なお、このときは9奪三振。結果的にこの年は9勝をマークし、自身初の最優秀防御率に輝いた。

 

3度目の開幕投手を務めた2020年、更なる活躍を見せる。9月22日の広島戦の2回から、10月22日のDeNA戦の完封まで、45イニング連続無失点。これは歴代12位の記録となった。10完投6完封はともにリーグトップ。11勝を挙げ、二桁勝利は2016年以来。さらには、2度目の最優秀防御率、自身初の最多奪三振(148個)と沢村賞のタイトルを獲得。FA権を行使せずに迎える2021年もより一層の期待が高まっている。

 

デイリードアラ

5月21日のバク転:失敗
今季の成績 16勝7敗(率.696)

 

個人成績

三塁打 大島
二塁打 福田
  根尾
犠打 大野雄
  三ツ俣
暴投 大野雄

 

打撃成績 打率
1     大島 3 1 1 .325
2     京田 4 1 0 .247
      福留 0 0 0 .163
      滝野 0 0 0 .125
3   福田 5 1 0 .238
4     ビシエド 4 1 0 .244
      武田 0 0 0 .250
5     高橋周 2 1 0 .267
6     木下拓 4 0 0 .255
7     阿部 4 2 0 .216
      髙松 0 0 0 .211
8     井領 3 0 0 .300
      又吉 0 0 0
      R.マルティネス 0 0 0
      三ツ俣 0 0 0 .211
9     大野雄 1 0 0 .000
    根尾 2 1 0 .200

 

投手成績 防御率
  大野雄 7    3 6 1 1 2.70
2 H 又吉 1    1 0 0 0 0.93
3   R.マルティネス 1    0 2 0 0 1.23

 

今後の日程

05/22 vs巨人(バンテリン)14:00
05/23 vs巨人(バンテリン)14:00
05/24 試合なし
05/25 vsソフトバンク(バンテリン)17:45
05/26 vsソフトバンク(バンテリン)17:45
05/27 vsソフトバンク(バンテリン)17:45
05/28 vs日本ハム(札幌ド)18:00