中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

1週間ぶりの勝利 繋がった打線

2021年5月18日 JERAセ・リーグ公式戦
DeNA-中日 10回戦 (中日5勝4敗1分)
横浜スタジアム

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
中日 1 2 0 1 1 0 0 0 0 5 13 0
DeNA 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 7 0

勝:小笠原(3勝2敗)

 

打線繋がり連敗脱出

5月14日から16日にかけてのヤクルト戦は、打線が心配な内容だった。初戦は、チーム10安打で1得点のみ。2戦目は、僅かに3安打無得点に終わった。3戦目は、12安打を放つも2得点でドローだった。決してヒットが出ないわけでは無く、あと1本が出ない状況が多かった。

 

対して、この日のドラゴンズは、序盤から上手く打線が繋がった。初回、京田陽太福田永将の連打でチャンスを作ると、高橋周平が反対方向へ先制適時打を放った。2回には、井領雅貴、大島洋平のヒットから、京田が2点適時打を放ち、リードを3点とした。4回には大島と京田が連打で出塁すると、ビシエドが詰まりながらも適時打。これは、ビシエドにとって、5月13日阪神戦以来のヒットとなった。5回、先頭の阿部寿樹が二塁打で出塁すると、小笠原慎之介の四球、大島のヒットで満塁。そして、京田が3打点目となる犠牲フライを放ち、リードは5点に。先発の小笠原の好投もあり、チーム5月9日以来の白星となった。

 

初回に先制点を挙げて、中押しも決めて順調に点差を広げた。また、大島、京田の1,2番コンビが揃って猛打賞。さらに、先発野手全員安打という結果になった。

 

冒頭でも書いたが、あと1本が出ないような攻撃が多い。これは今季に限った話ではなく、以前から解説者の方々が心配していた部分でもある。主な原因は、長打力不足と細かいミスの2つだろう。長打力不足というのは、言い換えれば単打を多いということ。こればかりは明日や来週で変えられるものではないため、なんとも言えないように感じる。

一方で、細かいミスが気になっているファンの方々も多いと思う。例えば、5月16日のヤクルト戦を例に挙げる。初回に大島が二塁打でいきなりチャンスを作ったが、京田と福田が連続三振。4回にも先頭の福田が二塁打で出塁するも、ビシエドと高橋周が連続三振を喫した。無死2塁のケースなら、内野ゴロでも進塁する可能性は十分にある。相手投手の調子が良かったこともあるだろうが、データとして目立たないようなミスに見えた。

 

5月18日のDeNA戦は、打線が繋がっていたと書いたが、残塁数が多いのが目立ってしまう。残塁数が多いことは、その分だけ出塁していると捉えると、決して悪いことではないように考えることもできる。今回のケースは、得点を挙げたうえでの多い残塁であるから、一概に良くないとも言い難い。一方で16日のヤクルト戦では、引き分けにも関わらず、安打数、残塁数はともにヤクルトに比べて2倍以上。チャンスすら作れないよりは良いとポジティブに捉えることにするべきか。

 

個人成績

二塁打 大島
  阿部
  高橋周

 

打撃成績 打率
1   大島 6 3 0 .325
2   京田 4 3 3 .247
3 福田 5 1 0 .241
4   ビシエド 5 1 1 .244
    祖父江 0 0 0
    橋本 0 0 0
    R.マルティネス 0 0 0
5   高橋周 3 2 1 .264
6   木下拓 3 1 0 .263
7   阿部 4 1 0 .207
8   井領 5 1 0 .333
9   小笠原 3 0 0 .118
    藤嶋 0 0 0
    武田 1 0 0 .250

 

投手成績 防御率
小笠原 6   4 4 0 0 2.72
2   藤嶋 1   0 1 0 0 1.17
3   祖父江    2/3 2 0 1 1 4.50
4   橋本    1/3 1 1 0 0 0.77
5   R.マルティネス 1   0 1 0 0 1.32

 

今後の日程

05/19 vsDeNA(横浜)17:45
05/20 vsDeNA(横浜)17:45
05/21 vs巨人(バンテリン)17:45
05/22 vs巨人(バンテリン)14:00
05/23 vs巨人(バンテリン)14:00
05/24 試合なし
05/25 vsソフトバンク(バンテリン)17:45