中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

2021年を振り返る(42) 松葉貴大

2021年のドラゴンズ各選手の成績を振り返る企画の42回目。今回は松葉貴大

 

松葉貴大

投手 背番号38 左投左打
1990年8月14日生まれ 兵庫県出身
東洋大姫路高-大阪体育大オリックス(D1,13~19年)-中日(19年~)
2021年:14登板6勝5敗0S(防3.20)
年俸:2800万円(+300万円) (推定)

 

中日移籍3年目、先発ローテーションに入って2021年シーズンの開幕を迎えた。

 

1軍
4.01 先発 5 0/3 6 6 3 2
4.08 De 先発   6    4 4 2 2
4.16 先発 4    5 1 4 4
4.23 先発   4 2/3 8 0 4 4
7.10 De 先発 6    8 4 2 2
8.18 先発 5 2/3 1 2 0 0
8.25 先発   4 2/3 4 2 3 2
9.01 先発 5 1/3 4 4 2 1
9.08 先発 6    6 2 1 1
9.14 先発 6    4 3 1 1
9.22 先発 6    6 2 0 0
9.29 先発 5    4 3 0 0
10.06 先発 6    7 6 5 5
10.13 先発 5 2/3 7 2 3 3
14登板6勝5敗(率3.20) 76    74 41 30 27

 

4月に4登板するが、結果を残せず、4月25日に登録抹消。ファームでの登板を重ねて7月10日に1軍復活。東京五輪後のシーズン後半戦も1軍の先発ローテーションに固定した。特に、9月には4勝1敗、防御率0.95と、抜群の好成績を残した。

 

ファーム
3.25 先発 5    4 1 0 0
5.06 先発   7    3 2 0 0
5.14 先発   6    7 2 3 3
5.23 先発   4    4 2 1 1
6.01 先発   5    4 3 4 4
6.08 先発 6    7 2 1 1
6.15 先発 5    10 5 4 4
6.29 先発   4    8 4 5 5
7.20 先発 5    7 2 3 3
8.04 先発 5    3 3 0 0
10登板4勝1敗(率3.63) 52    57 26 21 21

 

11月13日、契約更改。300万円増の2800万円(推定)でサインした。シーズンの大半を1軍で過ごし、「プロの世界で生きていくスタイルが見えた」と振り返りった。2022年シーズンについて、「今まで達成できていない規定投球回を投げられるようにやっていく」と意気込んだ。

 

自主トレの際には、「ピンチの場面でバットに当てさせると、打ちとった打球が野手の間を抜けることもある。三振が欲しい場面で取れるようになれば、打者3巡目以降もプラスに働く」と、落ちる変化球の取得を目指しているという。

 

契約更改の際に口にした規定投球回の目標と、立浪和義監督が掲げた7イニングのノルマ。さらに、2016年以降は完投が無かったため、2022年シーズンは長いイニングを投げ切って完投・完封する姿を楽しみにしたい。