中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

後半戦9試合終了 先発投手の調子は

東京五輪を終えて再開した2021年のペナントレース。後半戦9試合を消化して4勝5敗だった。今季はこれで36勝47敗12分(率.434)として、リーグ4位。Aクラスとの差が大きく開いている。今回は試合の流れを左右する先発投手の成績を振り返る。

 

  先発投手
8/13   6    7 4 1 1
8/14 ロドリゲス 5 0/3 5 5 5 4
8/15 小笠原 4    4 6 4 4
8/17 福谷 7    4 5 0 0
8/18 松葉 5 2/3 1 2 0 0
8/19 大野雄 6    5 4 1 1
8/20 9    4 7 0 0
8/21 ロドリゲス   4    5 8 2 2
8/22 小笠原 8    5 3 2 2

 

前半戦に引き続き、柳裕也は好投を続けているように感じる。8月23日終了時点で、奪三振はリーグ断トツトップで、防御率はリーグ2位。8月20日阪神戦で完封勝利を挙げ、後半戦2試合は15イニングで僅かに1失点。タイトル獲得だけでなく、今後の中日先発投手陣の軸となる活躍に期待したい。

 

先発ローテの左投手では、東京五輪で金メダルを獲得した大野雄大、前回6回途中1安打無失点の松葉貴大、22日の阪神戦で好投した小笠原慎之介の3人。右投手では、現在8勝の柳と、前回7回無失点の福谷浩司。ロドリゲスは23日付で1軍登録を抹消したが、24日からの1週間は5試合のため、新たな1軍登録は無いだろう。そのさらに翌週に、再びロドリゲスが再登録されるか、はたまた別の投手が1軍に昇格されるか。

 

先発投手の試合の評価の中で「試合を作った」という表現をよく用いられる。このことから分かるように、先発投手は試合の流れを決める存在と言っても過言ではないだろう。後半戦最初の9試合の中日先発投手陣の防御率は2.30。これは7回2失点よりも良い数字である。ほぼ毎日試合に出場するような野手とは違い、週に1度登板する先発投手は調子の継続は難しいかもしれない。それでも、9試合を終えて現状では良いと評価できる投球成績だったように思える。次回以降の登板にも注目。

 

2021/08/21~08/23

ヒーロー

8月21日vs神:A.マルティネス(1)、溝脇(1)

 

ドアラのバク転

8月21日:捻って失敗
8月22日:捻らず成功

これで今季の成績は35勝14敗(率.714)となった。