中日ドラゴンズ研究室

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セ・パ交流戦2021vs西武

2021年6月13日 日本生命セ・パ交流戦
西武-中日 3回戦 (中日1勝2敗)
メットライフドーム

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
中日 0 0 0 0 0 1 2 0 0 3 8 1
西武 1 0 0 2 0 0 0 1 x 4 6 0

敗:福谷(3勝6敗)

 

交流戦最終カードを振り返る

16度目のセ・パ交流戦の最終カードとなった西武との3連戦。1勝2敗で3カード負け越しとなった。18試合の交流戦は9勝7敗2分で4位。シーズン通して試合数もまもなく折り返しであり、チームの借金は4としている。

 

この3連戦ですべてスタメン出場した福留孝介が、4試合連続安打をマークしている。6月11日(初戦)は5番指名打者で出場し、ライト方向へ1安打。12日(2戦目)も5番指名打者。2回の先頭として迎えた打席で、二塁打を放ち、得点へのきっかけを作った。13日(3戦目)は5番右翼でスタメン出場し、守備にもついた。打席ではセンター方向へ2安打を残した。2本目のヒットはチャンスを大きくする貴重な一打だった。ここまで41試合に出場し、73打数17安打6打点、打率.233。交流戦では指名打者などスタメンでの出場機会が増え、調子も上がっているように感じる。今後も代打の切り札だけでなく、スタメンフル出場での活躍にも期待したい。

 

今回の3連戦の堂上直倫の成績も振り返りたい。11日(初戦)は2番二塁で出場し、4安打と打ちまくった。右へ左へ放った打球で、多くの得点に絡んだ。また、同い年の大野雄大を援護する活躍となった。12日(2戦目)には2番二塁でスタメン出場するも3打数無安打。13日(3戦目)には6番二塁で出場。7回に無死1,2塁から左中間を破る当たりを放ち、一時同点とした。1軍に遅れて加わった選手であるが、12試合に出場し、38打数13安打5打点1本塁打、打率.342。チームの流れを変えるような強い印象を残している。

 

vs埼玉西武ライオンズ

西武とはセ・パ交流戦で、62試合29勝31敗2分、勝率.483。今回の3連戦で勝ち越せば、西武との総合成績の負け越しを無くすことができた。

  勝率
2005年 6 2 4 0 .333
2006年 6 3 2 1 .600
2007年 4 4 0 0 1.000
2008年 4 3 1 0 .750
2009年 4 2 2 0 .500
2010年 4 1 3 0 .250
2011年 4 2 2 0 .500
2012年 4 2 2 0 .500
2013年 4 2 2 0 .500
2014年 4 2 2 0 .500
2015年 3 1 1 1 .500
2016年 3 1 2 0 .333
2017年 3 2 1 0 .667
2018年 3 1 2 0 .333
2019年 3 0 3 0 .000
2021年 3 1 2 0 .333
合計 62 29 31 2 .483

 

個人的な西武戦のイメージとして、2004年の日本シリーズを思い浮かべることが多い。中日と西武が日本シリーズで対戦したのは、2004年のほかに、1988年、1982年、1954年(西鉄ライオンズ)と、合計4度ある。このうち、中日が制したのは1954年のみ。日本シリーズの通算対戦成績は、10勝15敗、勝率.400。

 

落合博満さんが監督就任1年目で迎えた2004年の日本シリーズは、伊東勤監督率いる西武に競り負けた。中日は川上憲伸さんや岡本真也さん、岩瀬仁紀さんなどの投手が奮闘するも、西武のカブレラ和田一浩さんらの強力打線の活躍が光った。

 

個人成績

二塁打
  堂上
失策 三ツ俣

 

打撃成績 打率
1     大島 4 0 1 .296
2     三ツ俣 4 1 0 .242
3     高橋周 4 0 0 .265
4     ビシエド 3 1 0 .312
    滝野 0 0 0 .103
5     福留 4 2 0 .233
6     堂上 4 1 2 .342
7     山下 3 0 0 .100
      木下拓 1 0 0 .277
8     3 2 0 .389
9     髙松 3 1 0 .206
      武田 0 0 0 .190

 

投手成績 防御率
福谷 7 2/3 5 6 4 4 3.99
2   0/3 1 0 0 0 3.27
3   谷元  1/3 0 0 0 0 2.08

 

今後の日程

06/14 試合なし
06/15 試合なし
06/16 試合なし
06/17 試合なし
06/18 vsヤクルト(神宮)17:30
06/19 vsヤクルト(神宮)14:00
06/20 vsヤクルト(神宮)14:00