中日ドラゴンズ研究室

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髙松1番抜擢 プロ初複数安打&プロ初打点

2021年4月30日 JERAセ・リーグ公式戦
巨人-中日 7回戦 (中日2勝4敗1分)
東京ドーム

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
中日 0 2 0 1 0 0 0 0 0 3 9 0
巨人 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 5 1

勝:柳(2勝1敗)
セ:R.マルティネス(1敗3S)
本:ビシエド(3号)

 

髙松が1番打者に抜擢

プロ4年目の髙松渡が1番打者としてスタメン出場した。この試合で、プロ初の複数安打と打点を記録した。ここまで代走としての起用が多かった髙松だが、この日はバットでも結果を残した。

髙松の第1打席は、第1球目をセンターへ弾き返すヒット。京田陽太とガーバーは髙松を進めることは出来ず、ビシエドのときに盗塁失敗した。2打席目は、2回二死2,3塁で迎え、死球で出塁した。4回の第3打席は、二死3塁のチャンスから一塁手の横を抜く適時打で、プロ初打点をマークした。4打席目は三振して、この試合は3打数2安打1打点。複数安打もプロ初だった。

 

今季の髙松渡

4/30終了
03.26 代走 0 0 0 1
03.28 代走 0 0 0 1
03.30 代走 0 0 0 0
04.02 2番二 4 1 0 0
04.03 2番左 4 1 0 0
04.06 De 代走 0 0 0 0
04.10 代走 0 0 0 0
04.11 代走 0 0 0 0
04.14 途中 2 0 0 0
04.15 途中 0 0 0 0
04.18 代走 0 0 0 0
04.22 De 代走 0 0 0 0
04.25 代走 0 0 0 0
04.30 1番二 3 2 1 0
合計 率.308 13 4 1 2

今季の髙松は、14試合に出場して、4安打1打点、2盗塁、打率.308。プロ入り4年目にして初めて開幕1軍に抜擢。ここまでは、代走としてのベンチ待機がほとんど。4月22日のDeNA戦では、決勝点となる好走塁も見せた。

 

打撃でも注目

髙松は俊足をピックアップされることが多く、打席に立つ機会の少ない選手だが、春季キャンプには打撃でもアピールした。2月16日の練習試合では、左中間への当たりで三塁打。2月21日の練習試合でも適時打となる二塁打を放っていた。昨年の開幕前の練習試合では、スタンドインの一発とランニングホームランの2本塁打を記録している。入団当時は、打撃での印象は無かったが、今ではバットでの活躍も期待できるだろう。外野手のスキをつけば、二塁打三塁打を稼げそう。

 

おまけ 連続試合出場

代走のみでの出場が多い髙松の話題に合わせて、連続試合出場に関する余談をしたい。第一に、いかなる形であれ、試合に出場すれば、出場試合数としてカウントされる。ただし、連続試合出場が記録される条件は、1打席以上が記録されるか、1イニング以上の守備をつくこと。つまり、代走のみでの試合出場は、連続試合出場が途切れてしまう。西武の源田壮亮は、2019年に代走のみの出場で記録が299でストップした。なお、連続試合出場の日本記録は、衣笠祥雄さんの2215試合である。

 

個人成績

二塁打 根尾
  高橋周

 

打撃成績 打率
1   髙松 3 2 1 .308
    三ツ俣 0 0 0 .250
2   京田 4 0 0 .221
3   ガーバー 4 0 0 .167
4   ビシエド 4 2 1 .275
5   高橋周 4 3 0 .278
6   滝野 4 0 0 .133
    又吉 0 0 0
    R.マルティネス 0 0 0
7   木下拓 4 1 0 .268
8   根尾 4 1 1 .167
9   3 0 0 .000
    武田 1 0 0 .333

 

投手成績 防御率
7   4 9 2 2 2.08
2 H 又吉 1   1 0 0 0 0.73
3 S R.マルティネス 1   0 1 0 0 2.35

 

今後の日程

05/01 vs巨人(東京ド)14:00 (無観客)
05/02 試合なし(巨人戦が中止)
05/03 vsDeNA(バンテリン)14:00
05/04 vsDeNA(バンテリン)14:00
05/05 vsDeNA(バンテリン)14:00
05/06 試合なし
05/07 試合なし