中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

今季の折り返し 救援陣の現状は

2021年6月27日 JERAセ・リーグ公式戦
広島-中日 11回戦 (中日4勝5敗2分)
MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
中日 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 8 0
広島 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 11 0

 

救援陣の現状

この日の先発の勝野昌慶が6回1失点の好投。7回からは、福敬登、谷元圭介又吉克樹がリレーで繋いだ。それぞれピンチを招いたが、失点を許さず、引き分けに持ち込んだ。今回の広島戦を終えて、今季の72試合目を消化したことになる。年間143試合の折り返しとなった。今回は救援陣の現状を振り返る。

 

現在の1軍 S H
13 橋本侑樹 23 0 0 0 1 3.22
14 谷元圭介 30 0 1 0 14 1.77
16 又吉克樹 36 0 1 8 15 1.05
33 祖父江大輔 29 1 2 5 8 3.60
34 福敬登 33 2 1 0 14 2.77
42 ロサリオ 7 0 0 0 0 3.86
54 藤嶋健人 24 1 0 0 3 2.19
59 山本拓実 7 1 0 0 0 5.40
登録抹消中 S H
21 岡田俊哉 3 0 0 0 0 3.38
46 鈴木博志 15 2 0 0 0 5.02
67 ロドリゲス 2 0 1 0 0 3.86
70 近藤廉 2 0 0 0 0 4.50
97 R.マルティネス 17 0 1 6 0 1.08

 

シーズン開幕当初、クローザーを務めていたのは祖父江大輔。その後、合流が遅れたR.マルティネスが守護神を担った。東京五輪の予選で離脱した際には、当時調子の良かった又吉が現在まで引き継いでいる。又吉のセーブ数はリーグ6位であるが、6月3日から8試合連続無失点を継続中。また、R.マルティネスは予選を終えてチームに再合流しており、7月上旬での1軍復帰を目指しているという。

 

現在のドラゴンズのブルペン組の中では、谷元圭介や祖父江、福敬登が勝ちパターンを担っている。この3投手は、いずれも30登板を越えており、半分近い試合に投げている。今季は特に延長戦が無いことから、試合終了までの継投策の見通しが立てやすく、同点の場合でもこれらの投手をどんどん投入することができる。救援投手にとっては疲労が溜まりやすいシーズンかもしれないが、現在では特に大きな問題が無いように感じる。

 

他にも現在の1軍には、若い橋本侑樹、藤嶋健人、山本拓実や、新外国人のロサリオが控えている。通常のシーズンに比べて、1軍の登録人数が多く、延長戦が無い規定により、今後は僅差でのショートリリーフの登板機会もあるだろう。勝ちパターンの投手に故障があった場合に、重要な局面を任されることもある。そのため、ビハインドで彼らが登板した際の投球にも注目したい。

 

個人成績

二塁打 大島
犠打 加藤翔2

 

打撃成績 打率
1   大島 4 2 0 .300
2   加藤翔 2 0 0 .241
    武田 0 0 0 .182
3   高橋周 3 1 1 .274
4   ビシエド 4 2 0 .293
5   堂上 4 0 0 .257
6   阿部 4 0 0 .206
7   4 1 0 .323
8   根尾 3 1 0 .174
9   勝野 2 1 0 .059
    福田 1 0 0 .226
    0 0 0
    谷元 0 0 0
    又吉 0 0 0

 

投手成績 防御率
  勝野 6    6 4 1 1 3.58
2 H 1    2 0 0 0 2.77
3 H 谷元 1    1 0 0 0 1.77
4   又吉 1    2 0 0 0 1.05

 

今後の日程

06/28 試合なし
06/29 vsDeNA(神宮)18:00
06/30 vsDeNA(神宮)18:00
07/01 試合なし
07/02 vsヤクルト(バンテリン)17:45
07/03 vsヤクルト(バンテリン)14:00
07/04 vsヤクルト(バンテリン)14:00