中日ドラゴンズ研究室

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2021年を振り返る(49) 笠原祥太郎

2021年の中日ドラゴンズ各選手の成績を振り返る連載の49回目。今回は笠原祥太郎。

 

笠原祥太郎

投手 背番号47 左投左打
1995年3月17日生まれ 新潟県出身
津高-新潟医療福祉大-中日(D4,17年~)
2021年:4登板0勝2敗0S(防6.30)
年俸:1000万円(-250万円) (推定)

 

プロ5年目となった2021年シーズンはなかなか調子が上がらず、開幕からファーム生活が続いた。

 

ファーム
3.25 救援 S 3    4 4 5 5
4.03 先発 5    7 5 4 4
4.10 先発 6    4 6 2 2
4.18 先発   4    3 6 0 0
4.24 先発   5    3 3 1 1
5.01 先発 5    1 5 1 1
5.29 先発   5    5 1 1 0
6.06 先発 5    10 0 4 4
6.18 先発 6    7 3 3 3
6.25 先発   5 2/3 3 4 5 1
7.02 先発   3 2/3 6 3 4 4
7.31 救援 3    4 1 2 2
8.05 救援 3    0 0 0 0
8.26 先発 5 2/3 8 4 4 4
9.08 先発   5    3 6 0 0
15登板4勝4敗1S(率3.99) 70    68 51 36 31

 

1軍のチャンスが訪れたのは9月だった。9月15日に1軍昇格。最初の2登板は試合を作ることができたが、10月の2試合は大量失点を許した。

 

1軍
9.15 先発   5    4 2 1 1
9.23 先発   6    3 3 1 1
10.01 先発 5    4 3 5 5
10.08 De 先発 4    9 5 7 7
4登板0勝2敗(率6.30) 20    20 13 14 14

 

10月9日に登録抹消。その後は、みやざきフェニックスリーグに参加した。3試合に登板し、15イニング6失点(防3.60)。

 

11月11日に契約更改を行い、250万円減の1000万円(推定)でサインした。「1年間ずっと調子が上がらず、なかなか1軍に上がれなかった。つかみかけて上がったけど、いつものように力を発揮できずに終わってしまった」と振り返った。さらに、「契約してくださって感謝している。ラストチャンスだと思う。まずフォーム固めができればと思っている。ストレートなど投球全体をレベルアップしていきたい」と意気込んだ。

 

12月の記事によると、スクリューの習得を目指しているという。笠原の持ち味でもある緩急のある投球が、新球種によってどのような変化をもたらすのかに注目したい。開幕投手を担ったこともある左腕の更なる飛躍に期待。