中日ドラゴンズ研究室

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2021年を振り返る(9) 丸山泰資

2021年の中日ドラゴンズの各選手を振り返る連載、第9回は丸山泰資。退団選手は今回が最後。

 

丸山泰資

投手 背番号204 右投右打
1995年2月5日生まれ 愛知県出身
東邦高-東邦大-中日(D6,17年~21年)
2021年:W17試合0勝0敗0S (防6.00)
2021年オフの契約:戦力外通告

 

再び支配下登録されて1軍のマウンドへ。そんな想いを胸に迎えた今シーズン。しかし、春季キャンプのシート打撃登板中に右肘を痛めて途中降板した。過去にはトミー・ジョン手術を受けたこともある丸山だが、昨年秋からサイド気味のアンダースローに挑戦し、レベルアップを目指したシーズンでもあった。

 

リハビリで始まった5年目のシーズンとなり、ファームでの初登板は5月29日だった。このとき、浅尾拓也2軍コーチは「無理はさせませんが、これから感覚を磨いて欲しいです」と期待を寄せていた。

 

ファーム
5.29 救援 1    0 2 0 0
6.01 救援 1    1 0 0 0
6.05 救援  2/3 3 0 3 3
6.18 救援 1    1 2 0 0
7.11 救援 1    1 3 0 0
7.13 救援 1    1 0 1 1
7.23 救援 1    1 1 1 1
7.31 救援 1    0 0 0 0
8.08 救援 1    0 0 0 0
8.26 救援 1    2 1 1 1
8.27 救援 1 1/3 1 0 0 0
8.29 救援  2/3 0 1 0 0
9.07 救援  1/3 0 1 0 0
9.08 救援  2/3 1 1 0 0
9.14 救援  1/3 2 0 2 2
9.19 救援 1    3 1 2 2
9.25 救援 1    0 1 0 0
17登板0勝0敗0S(率6.00) 15    17 14 10 10

 

結果的に年間通して17試合に登板した。数字を振り返るだけだと、あまり安定した成績は残せなかったように感じる。そして、10月7日に戦力外通告を受けた。「最後の1年間は自分の立場も怪しいと分かっていました。覚悟を持って臨んでこの結果だったので、悔いはありますけど、やりきったなと思います」とコメント。さらに、「一番真摯に向き合ってくれたのが浅尾さんだった。『頑張れ』と言ってもらって、頑張れた1年間でした。感謝の言葉しかないです」と話した。

 

来季以降の去就については、公表していないようだ。