中日ドラゴンズ研究室

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2021年を振り返る(16) 平田良介

今季のドラゴンズ各選手の成績を振り返る企画。16回目は平田良介

 

平田良介

外野手 背番号6 右投右打
1988年3月23日生まれ 大阪府出身
大阪桐蔭高-中日(D1,06年~)
2021年:21試合9安4点0本(率.155)
年俸:3000万円(-1億5000万円) (推定)

 

開幕1軍でスタート。しかし、不振から4月末に2軍降格。2軍の全日程をすでに終えていた10月5日、異型狭心症の診断を受けていたことを明かした。

 

1軍
3.26 5番右 4 0    
3.27 5番右 4 0    
3.28 5番右 4 1    
3.30 5番右 4 1 1  
3.31 5番右 4 1 1  
4.01 5番右 3 0    
4.02 5番右 3 1    
4.03 途中 0 0    
4.04 5番右 3 0    
4.06 De 5番右 4 0    
4.07 De 途中 0 0    
4.08 De 6番右 4 2    
4.10 6番右 5 0    
4.11 7番右 3 1    
4.13 7番右 3 0 1  
4.14 代打 1 0    
4.20 De 途中 0 0    
4.21 De 途中 1 1 1  
4.22 De 7番右 4 1    
4.24 代打 1 0    
4.25 7番右 3 0    
21試合(率.155) 58 9 4 0

 

4月28日に登録抹消。与田剛監督は「打撃の状態が本来のものではない。足は私が監督に就任してから一番動いているように見えたんですけどね。チームが上昇するには彼は必要ですから、まずは打撃の状態を上げてほしい」とコメントを残した。

 

ファーム(5~6月)
5.04 3番指 3 1 1 1
5.06 代打 1 1    
5.11 5番指 3 0 1  
5.13 3番右 3 0    
5.14 代打 0 0    
5.18 5番右 0 0    
5.22 5番右 2 0    
5.23 6番右 2 0    
5.28 5番右 3 1    
5.29 代打 1 0    
5.30 5番右 3 0 1  
6.01 5番指 4 0    
6.02 6番右 3 0    
5~6月:13試合(率.107) 28 3 3 1

 

6月2日の試合を最後に下半身のコンディション不良で別メニュー調整に変わった。仁村徹二軍監督は「出続けると10か0かみたいな子なので、スピードが出ちゃうしパワーもあるので、どうしてもケガがつきまとう。本人の体調さえよければ推薦したいですけどね」と話した。

 

7月4日の深夜に救急車で緊急搬送され、後日の診断で異型狭心症が判明したという。ここまでの成績不振も何かしらの関係があったのかもしれない。当時はこのことを世間に明かしておらず、8月24日の試合から復帰。後に、辛くなりながらファームの試合に出場したことを明かした。

 

ファーム(8~9月)
8.24 代打 1 1    
8.26 代打 1 0    
8.27 1番右 3 0    
8.28 途中 1 0    
8.29 代打 1 0    
9.01 4番右 3 0    
9.07 4番指 3 0    
9.09 4番指 2 0    
9.14 代打 1 0    
9.15 4番指 3 1    
9.16 4番左 4 0    
9.24 4番指 3 1    
9.25 代打 1 0    
9.28 代打 1 0    
9.29 3番左 1 0    
9.30 代打 0 0    
8~9月:16試合(率.) 29 3 0 0
合計:29試合(率.105) 57 6 3 1

 

複数年契約の最終の年は不甲斐なく終わってしまい、11月23日の契約更改では1億5000万減でサイン。また、現在の体調について「バッティングは全く問題ないし、トレーニングも徐々に強度を上げている」と話している。

 

1軍の外野は定まっていなかった印象。経験値や能力ではレギュラー候補ともいえる平田だが、これは状態が良かった場合に過ぎない。与田監督も話していたが、チームの上昇に平田の存在が必要だと個人的には思う。まずは体調を整えることに専念してほしいということがファンの想いだろう。