中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

一足先に2022年のドラゴンズの布陣を見る

2021年シーズンは残りわずか。与田剛監督の退任が発表され、球団は後任として立浪和義氏に要請したという。ドラフト会議が終わり、最初の戦力外通告の公表もあり、2022年に向けて動き始めている。今回は、一足早く来季のドラゴンズのチーム布陣を整理してみた。

 

注意
ここでは、10月19日現在で、戦力外通告や引退を公表した選手を除いて、ドラフト指名選手を加えました。このページでの今後の更新はありません。

 

以下、左投手、左打ち野手には「左」、両打ち野手には「両」を記した。複数年契約の年数は来年時点のもの。

 

投手

11 小笠原慎之介  
12 田島慎二   国内FA権
13 橋本侑樹  
14 谷元圭介   海外FA権
16 又吉克樹   国内FA権
17 柳裕也    
18 梅津晃大    
19 髙橋宏斗    
21 岡田俊哉  
22 大野雄大 国内FA権
24 福谷浩司    
25 佐藤優    
28 森博人    
33 祖父江大輔   国内FA権
34 福敬登  
36 岡野祐一郎    
38 松葉貴大  
40 石川翔    
41 勝野昌慶    
46 鈴木博志    
47 笠原祥太郎  
50 清水達也    
53 マルク    
54 藤嶋健人    
59 山本拓実    
64 福島章  
65 加藤翼    
67 ロドリゲス    
69 濱田達郎  
70 近藤廉  
97 R.マルティネス   2年契約終了
  石森大誠 ドラフト3位
201 竹内龍臣    
203 上田洸太朗  
206 松木平優太    
207 松田亘哲  
208 垣越建伸  

支配下登録選手のうち、オフの退団選手は現在3投手。一方でドラフト指名は左腕の石森のみだった。昨年から続く投手陣の安定で、顔ぶれの大きな変化はないかもしれない。個人的には、新指揮官が野手出身となった場合に、投手陣の起用などがどのように変わっていくのかということに注目している。

なお、R.マルティネスは今季が2年契約の2年目。

 

捕手

27 大野奨太   4年契約終了
35 木下拓哉    
39 山下斐紹  
44 郡司裕也    
57 A.マルティネス    
58 石橋康太    
68 桂依央利    
  味谷大誠 ドラフト4位

現時点で木下拓は120試合に出場している。来季の正捕手候補の先頭にいる選手と言ってもいいだろう。個人的な注目は、1軍の控え野手の枠にどれだけの捕手を登録するのかという点。捕手の守備要員以外にも、代打起用や他のポジションでの出場も見込める選手が攻撃力のカギを握っているかもしれない。

なお、大野奨は今季が4年契約の最終年。

 

内野手

00 石岡諒太  
0 髙松渡  
1 京田陽太  
2 石川昂弥    
3 高橋周平  
5 阿部寿樹    
7 根尾昂  
32 石垣雅海    
37 三ツ俣大樹    
45 土田龍空  
48 溝脇隼人  
55 福田永将   国内FA権
63 堂上直倫   海外FA権/3年契約終了
66 ビシエド    
  星野真生   ドラフト5位
210 ワカマツ  

一塁手ビシエド三塁手の高橋周、遊撃手の京田は、問題が無ければレギュラーでの固定が見込めるだろう。一方で、昨年の二塁レギュラーだった阿部の調子が上がらず、二塁手には苦労した印象。この二塁手のレギュラー争いが、やはり来季の見どころとなる。監督が新しくなり、体制が変われば、ゼロからの競争となりそうだ。

その二塁手争いの候補の1人でもある堂上は、今季が3年契約の最後の年。

 

外野手

6 平田良介   海外FA権/5年契約終了
8 大島洋平 海外FA権/3年契約3年目
9 福留孝介 海外FA権
30 三好大倫  
31 渡辺勝  
49 伊藤康祐    
51 滝野要  
52 加藤翔平  
60 林勇  
99 ガーバー  
  アドゥブライト健太   ドラフト1位
  鵜飼航丞   ドラフト2位
  福元悠真   ドラフト6位

3人の中堅選手に戦力外通告が告げられた外野手。現在でレギュラーとして名を挙げられるのは中堅手の大島のみか(大島は来季が3年契約の3年目)。今季の右翼手左翼手は、試合によって入れ換えることが多かった印象がある。5年契約の最終年が終わろうとしている平田は、異型狭心症を公表したが、来季は果たしてどうなるか。3人の選手をドラフト会議で指名し、若い選手の試合出場も増える中で、福留とのレギュラーも見ものだ。