中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

勝野昌慶 好投も粘り負け

2021年6月20日 JERAセ・リーグ公式戦
ヤクルト-中日 11回戦 (中日2勝7敗2分)
明治神宮野球場

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
中日 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 6 0
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 2 0 x 2 2 0

敗:勝野(3勝5敗)
本:福田(4号)

 

勝野が7回2失点 被安打は2

勝野昌慶が7回を投げて、僅かに被安打2本と好投した。投手戦となったため、被弾が痛く、7回2失点ながら黒星となった。勝野はここまで11試合に登板して、3勝5敗、防御率3.79。良い状態を保っている印象がある。

 

この日、初回からヤクルト打線を封じ込めた。3回まで投げ終えて、許した走者は四球1つのみ。6回までで5四死球を与えたが、ピンチでなんとか踏ん張った。投球は多少のばらつきがありつつも、これによりバットの芯を外していたように感じた。両軍無得点のまま迎えた7回、二死からヤクルトの代打陣にヒット、2ラン本塁打を浴び、2失点を喫した。

 

結果的に、勝野の粘り負けという形になったが、首脳陣は高く評価した。与田剛監督は、「ボールの高さが比較的、コントロールできていた。ボールが先行しても、その後にカウントを整えられていた。四球が多かったけど、そこも修正できていた。走者を出した後、粘り強さがあった」と話した。

 

一方で、阿波野秀幸コーチは「最後は代打攻勢にやられた。そこまでの投球に関しては無駄な四球はあったが、いいものを発揮できていた。次回以降の登板でも自分のカウントをどう作っていくかがテーマなので、それをできるようにしてほしい」と口にした。

 

  QS HQS
03.31   3 1/3 5 4 3 3    
04.07 De 5    6 2 0 0    
04.14 4    6 5 5 5    
04.21 De 7    2 2 1 1
04.28 6 2/3 5 7 0 0  
05.05 De 6 2/3 7 8 4 4    
05.14 4    5 2 2 2    
05.24   5 2/3 6 7 3 3    
06.03   6    2 4 1 1  
06.10 4    8 2 4 4    
06.20 7    2 2 2 2
3勝5敗 防3.79 59 1/3 54 45 25 25 4 2

勝野は今季11度目のマウンドとなり、3勝5敗とした。シーズン序盤は、ふとしたきっかけから複数失点することもあったが、ここ最近では安定感が増している印象を受ける。今後のチームの上昇とともに、シーズン通して二桁勝利や完投、完封にも期待したい。

 

個人成績

犠打 加藤翔
盗塁 大島

 

打撃成績 打率
1     大島 4 2 0 .300
2     加藤翔 2 0 0 .200
3     高橋周 3 1 0 .266
4     ビシエド 3 1 0 .304
      0 0 0
5     堂上 4 0 0 .294
6     井領 4 0 0 .229
7     阿部 4 1 0 .219
8     3 0 0 .333
      福留 1 0 0 .227
9     勝野 2 0 0 .000
    福田 1 1 1 .230

 

投手成績 防御率
勝野 7    2 2 2 2 3.79
2   1    0 1 0 0 3.00

 

今後の日程

06/21 試合なし
06/22 vs阪神(バンテリン)18:00
06/23 vs阪神(バンテリン)18:00
06/24 vs阪神(バンテリン)18:00
06/25 vs広島(マツダ)18:00
06/26 vs広島(マツダ)14:00
06/27 vs広島(マツダ)13:30