中日ドラゴンズ研究室

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梅津の今季初登板を振り返る

2021年5月3日 JERAセ・リーグ公式戦
中日-DeNA 7回戦 (中日2勝4敗1分)
バンテリンドームナゴヤ

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
DeNA 0 0 1 0 0 1 0 0 0 2 6 1
中日 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 5 2

敗:梅津(1敗)

 

梅津 今季初登板で力投

5月3日から「ファミリーシリーズ2021」と銘打って、バンテリンドームナゴヤにて、DeNAとの3連戦が開催されている。その初戦の先発マウンドに上がったのは、梅津晃大だった。昨年の故障もあり、今季は2軍スタート。ファームでは好投を続け、この日に今季初登板を迎えた。また、1軍の舞台で背番号18を初めて披露する日でもあった。

 

現在リーグ最下位のDeNAだが、打線の調子は上昇しているようだ。直近の2試合はともに二桁安打を記録して、ここ1週間で二桁得点は2試合。広いバンテリンドームとはいえ、長打力のあるメンバーが揃い、最近では一発も目立っている。

 

立ち上がりから梅津は飛ばしている印象を受けた。初回から150キロの直球を連発。高く浮いても威力のあるボールで打ち取っていたように感じる。しかし、四死球が目立ってしまった。2回以降はボール先行になることが多く、3回にはヒット0で先制点を許した。

 

威力があれば、多少浮いた球でも打ち取ることができる。これにキレのある変化球が合わされば文句なしだろう。調子が良いときの大野雄大がよくこのような投球を披露する印象。ただ、中盤以降に少し威力が落ちたり、打者がドンピシャに合ったりすれば、長打になってしまう。

 

3回に先制を許したものの、4回以降はほぼ完璧。5回裏の攻撃で代打を送られて、梅津は降板。5回を投げて被安打2、奪三振4、失点1(自責1)。今季初めて1軍で投げたことを踏まえれば、上々の出来といえるだろう。捉えられた当たりは少なかったように感じる。

 

気になったのは、四死球3もあり、81球を投じた点。ほぼすべての打者への全力投球が故に生じた結果かもしれない。とはいえ、あまり長いイニングを投げない前提でこの日のマウンドに臨んだのだろう。敗戦投手にはなったが、次回登板に十分期待できる内容だった。

 

今季の梅津晃大

 
02.24 2軍練習試合vs日   1   0 0 0 0
03.07 春季教育Lvs   3   1 3 0 0
03.31 春季教育Lvs   4 1/3 7 5 5 4
03.20 2軍公式戦vsオ 6   4 8 0 0
03.27 2軍公式戦vs神 5   5 6 1 1
04.06 2軍公式戦vs神 6   4 6 2 2
04.14 2軍公式戦vs広   4   4 2 2 1
04.23 2軍公式戦vs広 4 1/3 3 5 1 1
05.03 1軍公式戦vsDe 5   2 4 1 0
 
1軍公式戦(防0.00) 5   2 4 1 0
2軍公式戦(防1.78) 25 1/3 20 27 6 5

与田剛監督は、梅津の次回登板に関して明かさなかった。

 

デイリードアラ

5月3日のバク転:成功
今季の成績 15勝0敗(率1.000)

全く捻らず15回連続で成功。

 

個人成績

三塁打 根尾
犠打 京田
失策 大島
  髙松

 

打撃成績 打率
1   大島 4 1 1 .331
2   髙松 3 0 0 .211
    福田 1 0 0 .237
    藤嶋 0 0 0
3   ガーバー 4 0 0 .190
4   ビシエド 4 1 0 .287
5   高橋周 4 0 0 .262
6   木下拓 3 2 0 .286
7   京田 2 0 0 .227
8   根尾 3 1 0 .171
9   梅津 1 0 0 .000
    井領 1 0 0 .294
    谷元 0 0 0
    祖父江 0 0 0
    橋本 0 0 0
    福留 1 0 0 .146
    三ツ俣 0 0 0 .235

 

投手成績 防御率
梅津 5   2 4 1 0 0.00
2   谷元 1   1 1 1 1 2.84
3   祖父江 1   1 1 0 0 3.55
4   橋本 1   1 0 0 0 0.00
5   藤嶋 1   1 2 0 0 1.46

 

今後の日程

05/04 vsDeNA(バンテリン)14:00
05/05 vsDeNA(バンテリン)14:00
05/06 試合なし
05/07 試合なし
05/08 vs広島(バンテリン)14:00
05/09 vs広島(バンテリン)14:00
05/10 vs試合なし