中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

不調気味でも勝野に託した中日首脳陣

2021年3月31日 JERAセ・リーグ公式戦
中日-巨人 2回戦 (中日1勝1分)
バンテリンドームナゴヤ

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
巨人 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 6 0
中日 3 1 1 0 0 0 0 0 x 5 12 0

勝:鈴木(1勝)
セ:祖父江(2S)
ヒーロー:鈴木(1)、根尾(1)

 

不調気味でも勝野に託す中日首脳陣

3月31日の巨人戦は、勝野昌慶が先発した。勝野はオープン戦で3試合に先発して、防御率は10.80。3登板ともに崩れた印象があった。調整が十分に進んでいなければ、ファームで本来の調子に戻るまで調整することも考えられる。しかし、中日首脳陣は、開幕ローテの5人目に勝野昌慶を指名した。

 

3月の勝野昌慶
03.03 オープン戦 ソフトバンク 4   3 3 3 3
03.09 オープン戦 西武 4   10 1 7 7
03.17 オープン戦 巨人 3 2/3 8 4 4 4
03.24 2軍公式戦 広島   5   6 2 3 2
03.31 1軍公式戦 巨人   3 1/3 5 4 3 3

3月は5試合に先発登板していずれも複数失点。決して安定したとは言い難い成績だったかもしれない。しかし、昨年の公式戦の成績では、チーム内の先発投手の勝利数は、4番目の4勝。オープン戦の結果を踏まえて、ローテの再考を検討したかもしれないが、首脳陣にとって期待の高い投手だったようで、開幕ローテの一角を勝野に託した。また、25日のファームの試合を終えて、仁村徹2軍監督は「フォームはすごく良くなっている。そんなに心配しなくていい。ゲームを消化していけば良くなる」と評価した。

 

そんな中でのシーズン初登板。今回の勝野も調子が良かったわけではないだろう。初回の先頭からヒットを許して後続に被弾。さらに2四球と長打もあり、3失点した。2回は三者凡退で抑え、3回は2安打を浴びながら3奪三振。所々に勝野の良さが見えるような投球内容だった。そして、4回に一死から四球を与えて交代。4回持たず3失点でのノックアウトは悪い印象を受けるが、2回以降は比較的落ち着いており、立て直したことで大崩れは防ぐことができた。やはり制球や初回の立ち上がりが課題となるようで、登録抹消などの入れ替えは考えにくいのではないか。ついでに言うと、打席でのバントミスは試合の流れを悪くしてしまい、勿体なく感じた。

 

登板機会を重ねれば、また違った姿も見えてくると思うが、とりあえずは次回登板に期待。ここから調子が上がれば、二桁勝利も十分見えてくる。

 

デイリードアラ

3月31日のバク転:成功
今季の成績 2勝0敗(率1.000)

前日に引き続き、ひねりを入れずに成功させた。やはり、この3連戦はファンサービスを重視して、確実に決めに行くのだろうか。

 

個人成績

二塁打 阿部
  木下拓2
  平田

 

打撃成績 打率
1   大島 4 2 0 .364
2   阿部 4 1 0 .211
3   高橋周 4 2 2 .211
4   ビシエド 4 2 0 .316
5   平田 4 1 1 .150
6   京田 4 0 0 .211
7   木下拓 3 2 0 .235
8   根尾 4 1 1 .118
    武田 0 0 0 .000
9   勝野 1 0 0 .000
    藤嶋 0 0 0
    岡林 1 0 0 .000
    鈴木 0 0 0
    滝野 1 1 0 1.000
    谷元 0 0 0
    0 0 0
    祖父江 0 0 0

 

投手成績 防御率
  勝野 3 1/3 5 4 3 3 8.10
2 H 藤嶋    2/3 0 0 0 0 0.00
3 鈴木 2   1 1 0 0 0.00
4 H 谷元 1   0 1 0 0 0.00
5 H 1   0 1 0 0 0.00
6 S 祖父江 1   0 1 0 0 2.25

 

今後の日程

04/01 vs巨人(バンテリン) 18:00
04/02 vs阪神(京セラ) 18:00
04/03 vs阪神(京セラ) 14:00
04/04 vs阪神(京セラ) 14:00
04/05 試合なし
04/06 vsDeNA(バンテリン) 18:00
04/07 vsDeNA(バンテリン) 18:00