中日ドラゴンズ研究室

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阿波野コーチが検討する配置転換の予想

無観客で実施している春季キャンプは、第1クールが終了しました。北谷組では、3日と4日のフリー打撃で投手陣が登板しました。徐々に実戦形式がメインになってくることが楽しみですが、今回は、春季キャンプ前に阿波野コーチが公表した話題をもとに書きたいと思います。

 

森繁和さんの見解

キャンプイン前、阿波野投手コーチが、とある投手の大胆な配置転換を考えていることを明かしました。これを受けて、J SPORTSのキャンプ中継で解説を務めた森繁和さんは、

 (1) リリーフ陣の先発転向
 (2) 新たな守護神の抜擢

といった選択肢を挙げました。この意見を参考にしつつ、どのような配置転換を検討しているのかを予想してみます。

 

リリーフ陣の先発転向

個人的に考えた候補投手は、又吉克樹岡田俊哉です。又吉は、数年前に何度か先発転向を目指していましたが、本格的な転向は実現しませんでした。このような背景もあり、変則フォームの先発投手が少ないという現状も踏まえて、又吉の先発転向は考えられます。一方で、岡田は昨年クローザーとして開幕を迎えましたが、安定できず2軍降格。シーズン終盤のファーム戦では先発として2度投げました。単なる気分転換か、先発転向の検討か、分かりませんでしたが、可能性として考えられるので紹介しました。昨年の福谷浩司の成功例もあり、どのような作戦を考えているのかは楽しみです。

 

新たな守護神の抜擢

昨年の竜のクローザーであるR.マルティネスは、感染症の影響で来日が大幅に遅れる可能性があります。併せて、東京五輪予選への参加でチームを離脱する可能性もあります。このような事態に備えた配置転換は十分に考えられます。阿波野コーチが敢えて公言したことを考えると、福敬登や祖父江大輔ではないように感じます。力があり、実績もそこそこある投手を選ぶとすると、個人的には小笠原慎之介でしょうか。小笠原自身は先発で投げたいような雰囲気は出してますから、考えにくいと思いますけど。

 

阿波野コーチは、計画だけで終わる可能性があると話しており、真相が分からないままキャンプを終えるかもしれません。配置転換案を考えながら、キャンプ中継など見ると面白いかもしれませんね。