中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

中日春季キャンプ2021の個人的な注目点

今年も沖縄での春季キャンプの時期になりました。野球ファンなら2021年もいよいよ本格的に始まった気持ちになるのではないでしょうか。キャンプインの時期になると、毎年多くの話題がありますが、今回のブログ記事では、個人的に注目しているポイントについて紹介します。

 

キャンプ地

中日ドラゴンズは、沖縄県の本島にある北谷町読谷村で春季キャンプを実施します。練習場所は例年通りですが、ともに球場の名称が変更しました。

1軍組:Agreスタジアム北谷 (沖縄県中頭郡北谷町美浜2)
2軍組:オキハム読谷平和の森球場 (沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2901)

 

キャンプ日程 

簡単に、今回の春季キャンプの日程を紹介します。

    北谷組 読谷組
第1クール 2/1~2/4    
第2クール 2/6~2/9    
第3クール 2/11~2/14 3試合  
第4クール 2/16~2/18 2試合 1試合
第5クール 2/20~2/26 4試合 2試合

※右は予定されている練習試合の試合数 

 

感染症による影響

今年の春季キャンプの中で最も大きな違いは、やはり、新型コロナウイルスの影響でしょう。無観客の実施だけでなく、外国人選手の来日未定など、普段とは少し異なる雰囲気になります。状況によっては、途中での打ち切りも考えられるかもしれません。

球団は、1月27日に選手を含む球団関係者がPCR検査を実施したところ、立石コーチが陽性判定を受けたことを発表。体調に異常は無かったそうです。中日に限らず、キャンプ中に体調不良を訴えた選手の療養により、選手の人数が減り、他の選手への負担が増えることで発症する怪我が心配です。

中日では、ビシエドがお子さんの学校の関係で、一足先に来日しました。ビシエドの来日後の自主隔離は終えましたが、他の助っ人選手は来日時期が未定だそうです。場合によっては、シーズン開幕までに間に合わないことも考えられます。様々な状況を想定して、内野手が外野守備の練習をするなども、今年は例年より多いかもしれません。

なお、今年のキャンプは現地に行くことは難しいですが、テレビなどでの中継もあり、ファンにとっては嬉しいですね。

 

立浪氏が臨時コーチ

中日OBの立浪和義さんが臨時でコーチを務めると話題が、以前から注目を集めています。中日球団関係者として肩書を持つのは、現役引退以来ではないでしょうか。打撃指導はもちろんのこと、打撃以外でもグラウンドに立つことで分かるアドバイスにも期待できるかと思います。また、この機会をきっかけにしたいと考えている選手も多いでしょう。

 

個人的な注目点

今回の春季キャンプの中で、私が特に個人的に注目しているポイントをいくつか紹介します。

 

(1) 先発ローテ枠争い
昨年は、シーズン短縮や大野雄大の圧倒的な活躍の影響もありますが、先発投手が少し物足りなかったように感じます。昨年の成績を踏まえると、柳裕也や福谷浩司、勝野昌慶、松葉貴大、ロドリゲスが、現時点での先発ローテ候補になると個人的に考えています。他にも、小笠原慎之介、梅津晃大、笠原祥太郎、岡野祐一郎、清水達也、山本拓実などにも注目しつつ、頭数を考えながらシート打撃や練習試合を見ると、面白いかもしれません。

 

(2) レフトのレギュラー争い
昨年の活躍を見ていると、内野陣はレギュラーが固まりつつあるように見えます。一方でレフトのレギュラーは一番定まっていないのではないかと感じます。候補としては、新加入の福留孝介やガーバー、福田永将、遠藤一星、井領雅貴、武田健吾あたりでしょうか。他にも、藤井淳志、渡辺勝など、面白いレギュラー争いになりそうです。新加入の山下斐紹も状態次第では、支配下登録され、レギュラーの可能性もあります。ルーキーの三好大倫などの若い選手にも注目です。

 

(3) 若手選手のチャンス
先述しましたが、外国人選手の来日時期の未定や、大事をとった休息などで、若手選手のチャンスが増えることが考えられます。もちろん怪我には注意する必要がありますが、1軍・2軍ともに練習試合に出場することで実戦の機会が増えます。打撃フォーム、投球フォームの細かな変更をしたい選手にとっては、有効に使えるでしょう。逆に言えば、キャンプ中盤以降、連戦になった場合、じっくり調整するのは難しいかもしれません。

 

今後の本ブログの予定

とある中日ファンが好きなことを好きに書いている本ブログは、2021年1月4日に再スタートという形を取らせていただき、これ以前の記事を全て削除しました。再スタート後、「2021戦力チェック」として、各選手を順次紹介しています。まだ途中なので、2月以降も継続する予定です。また、春季キャンプに関する話題も順次取り扱う予定ですが、対外試合が始まるまでの約1週間は、扱うことが少なくなると思います。