中日ドラゴンズ研究室

何かしら頑張ろう

9連戦の振り返りとこれから

10月10日から18日までの9連戦で、中日ドラゴンズは7勝2敗。順位を2位、貯金を4とする快進撃を見せた。今回は、この9連戦を振り返りつつ、残り試合や来季に関する個人的見解を書く。少し長いが、付き合っていただきたい。

 

9連戦の結果

10日 巨人 ナゴド 高木守道追悼試合
11日 巨人 ナゴド 完封リレー
12日 巨人 ナゴド チームの借金を完済
13日 阪神 ナゴド 113日ぶりの貯金
14日 阪神 ナゴド 大野雄 完封勝利
15日 阪神 ナゴド 高橋 逆転サヨナラ弾
16日 広島 マツダ ライデル 20セーブ到達
17日 広島 マツダ 柳 明大後輩と投げ合い
18日 広島 マツダ 完封負け

17試合を残して貯金4。CSは無いが2位を守ってほしい。Aクラス、勝ち越しでシーズンを終えれば、2012年以来となる。

 

先発投手陣の活躍

「試合を作る」という表現があるように、先発投手の成績は試合の勝敗に直結することが多い。この9連戦で先発したのは、ロドリゲス、清水、福谷、勝野、大野雄、松葉、柳の7人。立ち上がりで崩れても登板の中で修正した試合は、連戦中に何度かあった。いずれの投手も大崩れしていないため、次回登板も期待できる。ここからの先発ローテは1人外すことが考えられる。勝手ながら私は、清水がリリーフ待機すると予想した。

 

大野雄のタイトル争い
本ブログでは再三タイトル争いに関する話題を扱っている。大野雄の最優秀防御率最多奪三振はともに現在トップ。大野雄は中6日を維持しつつ、水曜日の残り4試合で先発するだろう。沢村賞ベストナインにも注目したい。

 

救援投手陣の安定

現在のリリーフ陣で注目したいのは、6回終了リード時に33連勝している安定感。福-祖父江-ライデルのリレーや、火消し役を担う谷元の活躍が目立つ。他にも、経験豊富な変則右腕の又吉、真っすぐに威力がある藤嶋と木下雄も控えている。ファームで好投を続けていたマルクは、実戦経験を積めば来年以降のフル回転も見込める。ホールドポイントは祖父江と福が同数でリーグトップの27、セーブ数はR.マルティネスがトップタイ(21)としている。

 

打線も好調

9試合の平均は9安打4得点。本塁打が出にくいナゴヤドームでは、尚更つなぐことが必要となるが、繋いだ攻撃ができた連戦だったように感じる。

打率変化 連戦前 連戦後
1 大島洋平 .309 .322
2 京田陽太 .228 .233
3 阿部寿樹 .237 .242
4 ビシエド .264 .259
5 高橋周平 .309 .313
6 シエラ .385 .313
7 遠藤一星 .194 .226
8 木下拓哉 .268 .255

18日のスタメン野手の8人のうち、9連戦で打率を上げたのは5人だった。特に活躍したのが、大島と高橋。9試合で3度の猛打賞を含む合計16安打を記録した大島は、打率と安打をともにリーグ2位としている。逆転サヨナラホームランを放った高橋は、連戦中の計12安打で打率は現在リーグ6位。また、阪神戦で負傷したアルモンテの離脱は痛かったが、代役の遠藤はコンスタントにヒットが出ている。ビシエド打点王争いにも注目しよう。

 

控え野手にも注目

今の代打の切り札は、左の井領と右の堂上となるだろう。郡司はルーキーながら勝負強く、武田は外国人選手の守備固め役を担う。石垣のパンチ力と高い守備力はともに魅力あり。俊足が持ち味の溝脇や滝野は、打力にも期待できる。加藤は、強肩を生かして試合の流れを大きく変えることもできる。出場機会が少ない控えメンバーの活躍ぶりを、残りの17試合の中で注目したい。

 

ファームの選手も面白い

1軍選手は調子を上げつつあるが、仁村監督率いるファームの選手を忘れてはいけない。怪我で離脱していた福田は、4番指名打者で出場し打撃の感覚を取り戻している。平田も復帰準備を進めているようだ。根尾は2番、石川昂は6番と最近は打順を変えており、1軍出場を見込んでいるかのような起用を行っている。今季、まだ1軍出場が無い藤井や大野奨も調整を続けている。

先発投手では笠原、山本、吉見、小笠原、岡野がスタンバイ。リリーフ陣ではゴンサレス、鈴木博、三ツ間、山井、佐藤、濱田達を中心に1軍を目指している。本来の調子を取り戻せていない岡田は、18日の試合で先発登板し、気持ちの入れ替えを目指したようだ。